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●爆笑問題のニッポンの教養 「発明王ジュンイチ」 〜電子工学・西澤潤一〜

現代科学技術の基盤をなす発明を連発し、「ミスター半導体」「光通信の父」「闘う独創の雄」と称される、科学界の生ける伝説・西澤潤一東北大名誉教授が登場。高速大容量通信を可能にした光ファイバーや、照明革命を起こした赤色・緑色LEDをはじめ、太陽の光を電気エネルギーに変える太陽電池、CD・DVDなどのデータの読み取り・書き込みに使う半導体レーザー、家電製品に欠かせないICチップやLSIなどにも、西澤が発明した技術が使われている。西澤がいなければ、インターネットによる情報革命も、携帯電話やハイテク家電もこの世に存在しなかったと言っても過言ではない。84歳になる今も新たな研究に没頭する西澤は、半導体技術を応用すれば、医療問題も食糧問題もエネルギー問題も、大幅に改善することが可能だという。その驚きの「地球救済計画」とは? そして「独創」を生み出す秘訣とは?

西澤潤一(にしざわじゅんいち)|1926年生まれ。48年東北大学工学部電気工学科卒業。東北大学前総長・岩手県立大学前学長・首都大学東京前学長などを歴任し、現在、東北大学名誉教授・上智大学特任教授。世界に先駆けて、半導体レーザー・太陽光発電の元となる光検出用のPiNダイオード・光ファイバーの光通信の三要素を発明し、赤色・緑色のLEDの実用化に成功。 さらに現在のICやLSIの基本製造技術も発明し、「ミスター半導体」「光通信の父」と称される。電気工学の世界最大の学会、IEEE(アメリカ電気電子学会)では西澤の名前を冠したニシザワメダルがトーマス・エジソンやグラハム・ベルなどと並んで設けられ、最高の栄誉とされている。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-09-14 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「TVはいつまで笑うのか」 〜TVプロデューサー・横澤彪〜

バラエティ番組全盛、お笑いタレントたちが席巻する現在のTV界。今も続く「笑っていいとも!」、そして数々の人気キャラクターを生み出した「オレたちひょうきん族」で80年代のTV番組に革命を起こし、その潮流をつくった伝説のプロデューサー・横澤彪が登場。ハプニングや素のリアクションを全面に押し出した「ドキュメント性の高い笑い」は、以後のバラエティ番組を作るうえでの王道となり、番組から飛び出した、タモリ、たけし、さんま、紳助といったお笑いスターたちは、現在もTVに君臨している。しかしその革命ももとはと言えば、視聴率40〜50%のお化け番組「8時だョ!全員集合」を向こうに回しての、苦肉の策だった?!爆笑問題も「この人がいなければ我々もなかった」と尊敬する「カリスマ番組屋」の発想術とは? そこから見えてくる、TVの過去・現在・未来を議論する。さらに番組の最後には、あの名場面が復活・・・!?

横澤彪(よこざわたけし)|TVプロデューサー。1937年生まれ。62年東京大学文学部卒業後、フジテレビジョン入社。「THE MANZAI」「笑ってる場合ですよ!」「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」など、「軽チャー路線」を象徴する数々の人気番組をプロデュース。フジテレビ退社後は吉本興業東京支社長・専務取締役や鎌倉女子大学教授などを歴任した。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-09-21 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「落語ぢから」 〜江戸学・田中優子〜

ここ数年続く“落語ブーム”。ドラマや映画にたびたびとりあげられ、「落語居酒屋」や「らくごカフェ」もオープン。若手落語家のライブには女性たちが列をなす。江戸時代から続く日本独特の芸能の、いったい何が人々の心をとらえているのか。爆笑問題が人力車で向かったのは、江戸情緒残る芸人の街・浅草。そこで二人を待ち受けていたのは、艶やかに着物を着こなした「江戸学」の牽引者・田中優子法政大学教授だ。落語の舞台にしばしば登場する浅草寺界隈をそぞろ歩きし、名物「どじょう鍋」に舌鼓を打ちながら、江戸っ子の“すべらない話”=落語を徹底解剖。落語家・立川談志との親交が深く、古典落語に傾倒している太田と、落語を江戸庶民の価値観の結晶とみる田中教授。小さんの「長屋の花見」や談志の「三方一両損」、志ん生の「黄金餅」など大名人たちの話芸を肴に、笑いにこめられた驚異の知恵と哲学が明らかになっていく。人間の業を肯定し、死をも笑いに転じる、その面白くも深遠な世界とは? さらには漫才など現代の笑いとの、意外な共通点・相違点をめぐって、ユニークな議論が交わされる。

田中優子(たなかゆうこ)|法政大学社会学部教授。法政大学大学院人文科学研究科博士課程修了。著書『江戸の想像力』で芸術選奨新人賞受賞。『江戸百夢 〜近世図像学の楽しみ』では芸術選奨文部科学大臣賞、サントリー学芸賞を受賞。2005年には紫綬褒章受賞。近著に『未来のための江戸学』『江戸っ子はなぜ宵越しの銭を持たないのか?』がある。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-09-28 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「ナミナミならぬ海の話」 〜海洋安全工学・田村兼吉〜

地表の7割を占める、母なる海。しかし海で起きる様々な現象を観測することは、偶然に頼るしかなく至難の業である。例えば漁師の間で伝説の大波といわれてきた、高さ30〜40mにも及ぶ「一発大波(フリークウエーブ)」。1万年に1度程度しか起きないと言われてきたが、近年の欧州宇宙機関の人工衛星による調査で、海上では日常的に出現していることが判明した。多くの海難事故の原因になっていると言われながら、時間的にも空間的にもその予測は極めて難しく、これまで専門家も詳しく扱ってこなかった。そうした「海」のメカニズムに迫り、海の安全や有効な利用方法を研究しているのが、東京都三鷹市にある独立行政法人・海上技術安全研究所だ。爆笑問題が2010年6月に完成したばかりの、最新鋭の巨大水槽を訪ねる。382台の造波機を駆使してどんな波でも自在に起こすことができる水槽で、波で描く「波文字」や、伝説の一発大波を目撃する。そのほか深海6千mの環境を再現できる深海水槽、100mタンカーの操船や実際の海難事故の状況をリアルに再現できるシミュレーターなどを体験。いま世界の海で何が起きているのか、将来どんな利用法が考えられているのか。人知を超えた未解明の謎をまだまだ多くはらむ海の、知られざる世界に迫る。

田村兼吉(たむらけんきち)|海上技術安全研究所研究統括主幹。1986年3月 東京大学大学院工学系研究科船舶工学専攻博士課程。1989年11月 第30次日本南極地域観測隊に参加。2001年6月 海上技術安全研究所深海技術研究室長。2002年4月 同研究所海洋開発研究領域深海技術研究グループ長。2006年4月〜現職。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-10-12 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「右VS左」 〜左右学・西山賢一〜

納豆を混ぜるとき、左回しか右回しか? 腕組みするとき、右手が上か左手が上か? 爆笑問題の田中の立ち位置が向かって左側なのはなぜ? 「左右」を切り口に物事を捉え直すと、世界は全く違って見えてくる!西山賢一埼玉大学名誉教授は、物理学から生物学へ、生物学から経済学へ、「世界をまるごと理解する」方法を求めて渡り歩いたすえ、15年前に「左右学」なる新しい学問を立ち上げた。「盆踊りでもリレーでも野球のダイアモンドでも、人の動きの向きは左回り」「分子の構造にも、右タイプと左タイプがあり、左右を入れ換えただけで全く違う性質のものになってしまう」「女性の肖像画は左向きが7割」「180万年前は右利きの割合は半数強だったが、徐々に右利きが増え、9割を占めるようになった」等々、聞いてびっくりの不思議な事実が次々明らかに。さらに「左右」を通して、新たな日本人像が浮き彫りになっていく。世界では「右優位」の文化が圧倒的に多いなかで、なぜ日本は「両手利き」文化を花開かせたのか? 爆笑問題が「左右」が示唆する奥深い世界に分け入っていく。すぐに試せる“隠れ左利き”の見分け方もご紹介!

西山賢一(にしやまけんいち)|「左右学」提唱者。経済学者。物理学→生物学→経済学と学問分野を渡り歩いてきた変わり種。1943年新潟県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了後、九州大学理学部助手、東京大学薬学部助手、同専任講師などを経て、1981年帝京大学経済学部教授。その後、国際大学教授、埼玉大学教授を経て同大学名誉教授。現職は埼玉学園大学経営学部教授。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-10-19 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「がんばれ!!ロボ魂(コン)」 〜ロボット工学・中村仁彦〜

ドラえもんとのび太のように、ロボットと人が分かりあえる日は来るのか? ロボットの脳、人工知能開発の最前線を走る中村仁彦東京大学大学院教授の研究室を訪ねる。爆笑問題を待っていたのは、動いている人の筋肉がまるで透けているように見える「筋肉マジックミラー」や、はかりを使わずに身体各部や持った荷物の重さを量れる「質量推定システム」など、一見ロボットとは関係なさそうな最新技術の数々。なぜ「筋肉」が、ロボットに人の気持ちを理解させる鍵を握るのか? 中村が目指すのは、予めプログラミングされた動作を繰り返すだけのロボットではなく、人間の気持ちを理解し、自分で判断できるロボットだ。人が相手の気持ちを理解するとき手がかりにしているのは、大きくいうと「言葉」と「動き(仕草)」だと考えた中村は、筋肉への負荷のかかり方や動き方を測定して、その人が感じている重さや緊張、疲れ、ひいてはサポートの必要などをロボットに伝えるシステムを開発。いっぽうで、走っている人を見たとき、フォームやスピードなどがまちまちであっても、すべて「走る」という言葉に集約できるひとつの動きだと判断できる人工知能の研究も進めている。人の思考は、手、足、口、耳といった体の形と、そこから得られる感覚(情報)によって決定づけられている、という中村。生身の人間どうしのコミュニケーションも、自分の思いこみや思い入れを含めて成り立っていることを思えば、ロボットとのコミュニケーションはじゅうぶん可能だという太田。ロボット研究の最前線から、「身体」と「心」の、意外で奥深い関係が浮かび上がってくる。

中村仁彦(なかむらよしひこ)|東京大学大学院情報理工学系研究科教授。1954年大阪生まれ。京都大学大学院工学研究科博士課程中退。京都大学助手、カリフォルニア大学准教授を経て、1991年から東京大学勤務。ヒューマイノイドロボットの「脳」の研究開発における第一人者。特に、人間の身体の動きを数理的に解析し、言語と結びつける分野においては最先端を走る。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-10-26 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「骨の名探偵」 〜法人類学・橋本正次〜

骨を鑑定し身元を割り出す「法人類学」の第一人者・橋本正次東京歯科大教授。日航機墜落事故、幼女連続誘拐殺害事件、北朝鮮拉致問題、インド洋大津波、最近では足立区の「111歳」男性のミイラ化遺体など、この四半世紀、世間の耳目を集めた大事件・事故の多くに関わってきた。骨をみるだけで、身長や体格、年齢、性別、利き腕から生前の職業や生活環境まで推理する、「骨の名探偵」だ。身元不明の遺体の声なき声を聞きながら、「死とは何か」について考え続けてきた橋本。巨大事故現場などで、外国人と日本人では遺体に対する向き合い方がまったく違うことを実感してきたという。中学1年生のとき経験した母の死についても言及しながら、現場で見えてきた日本人独特の死生観について語る。われわれとは違う視点から遺体や骨を見続けてきた一人の法人類学者が考える、「死と日本人」とは。

橋本正次(はしもとまさつぐ)|1953年和歌山県生まれ。東邦大学卒業。東京大学理学部生物学科人類学教室研究生を経て現在、東京歯科大学教授。身元不明人および死体の検査鑑識などを主に行う。著著に「犯罪科学捜査」「歯科医学大辞典」(共著)などがある。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-11-02 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo



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