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●日経スペシャル カンブリア宮殿 「一度は行きたい奇跡の温泉宿!観光の常識を変える独自戦略」 雅叙苑観光社長・田島健夫

政府が“観光立国”を掲げてから11年。海外から日本を訪れる観光客は年々増加して、2014年に、ついに1300万人を超えた。しかし、その数字を世界で比較してみると、同じ島国「イギリス」の3分の1程度の水準に過ぎないという。なぜ、ここまで力を入れているのに、日本観光はブレイクできないのか…。そんな問いにひとつの答えを出した男がいる。 鹿児島の山中で1泊20万円の宿を経営する、田島健夫。もともとは、1泊3食付で3500円という作業員向けの激安宿を経営していた人物だ。名所旧跡などがあるわけでもく、近くに観光スポットがあるわけでもない、寂れた温泉地。田島はたった一人で、その激安宿を、海外セレブが注目する“自然と地域性に、こだわった高級旅館”に変えたのだ。観光業の常識を打ち破る田島の独自戦略の全貌に迫る!

◎1泊20万円が広大な敷地に5部屋のみ!セレブも絶賛!奇跡の宿
鹿児島空港からタクシーで20分、人口7400人の過疎地、鹿児島県霧島市の牧園地区。ここに、世界のセレブを魅了する“奇跡の宿”がある。その名も「天空の森」。美しい山の斜面に展開するのは、360度見渡せる里山の絶景。四季折々の植物が出迎え、誰もが懐かしさを感じさせる空間だ。そんな空間に点在する部屋は、なんと1泊20万円!実は、その価格には理由が… この天空の森、東京ドーム13個分の敷地に、5部屋しかない。隣の宿泊客の気配さえしない絶景の露天風呂で、霧島連山を見渡す大自然の中にどっぷりと浸る。実はここ、社長の田島が10年以上の歳月をかけ、自ら山を切り開き、少しずつ作り上げた“手作り”の施設なのだ。奇跡のリゾート、その全貌とは?

◎“作業員向けの激安宿”が“世界的な宿”になった衝撃の転機
天空の森から車で10分。山間の小さな温泉街… 妙見温泉。ここに田島の原点となる場所がある。それが、田島本館。田島の母が営んできた湯治場だ。1960年代後半、北九州屈指の観光地だった霧島市には、ブームとなった新婚旅行で訪れる夫婦が殺到した。田島はこれを商機と捉え、独立。母親が経営する湯治場の近くに、木造2階建ての旅館「雅叙苑」を開業する。しかし、客は全く来なかった。仕方なく受け入れたのが、近くの発電所の工事に来ていた作業員。田島は宿を1泊3食付きで3500円という激安宿へと変えたのだ。すると、いつしか宿では「女はいないか!」「お酌をしろ」という無謀な要求が飛び交うようになり、果てはストリップの出張サービスが行われる宿になっていったという。理想とは違う宿の姿に田島は「求められるサービスは、客によって変わる」と痛感。そして、悩み考えた末…田島は理想の旅館の姿を実現しようと決意する。それが「都会にない、故郷のような風景を客は味わいに来るのではないか」という思いを形にした新たな宿だった。方針を180度転換させた田島は、朽ち果てようとしていた茅葺きの古民家を次々に移築し、全く新しいコンセプトの宿「忘れの里・雅叙苑」をオープンさせ、人気旅館を作り上げていったのだ。「観光とは何か?」を常に考え続けた男の信念と、旅館経営の本質に迫る。

◎世界から客を呼ぶには… 地域のショーウィンドーになれ!
鹿児島県・霧島市にあるJR隼人駅。この日、到着したのは豪華観光列車「ななつ星in九州」。降り立った乗客の目当ては… 田島の作り上げた“天空の森”だ。3泊4日で60万円以上するプランの宿泊先に選ばれたのだ。さらに、南九州の観光を盛り上げようと、宮崎のシーガイアとも提携。双方を宿泊するプランを売り出した。こうした地域の連携は同業者だけに留まらない。いまでは、宮崎県・都城市の醤油メーカーとタッグを組み、新商品開発にまで乗り出している。田島は、地域の魅力が増えれば増えるほど、地域の観光業界の魅力が向上すると考えているという。田島の飽くなき挑戦を徹底取材する!

≪ゲストプロフィール≫
1945年 鹿児島県霧島市の湯治宿の次男として誕生
1967年 鹿児島市内の金融機関に就職するも退社
1970年 旅館「雅叙苑」を創業
1975年 古民家を移築し「忘れの里雅叙苑」の営業開始
1993年 山を買い取り開墾 「天空の森」の計画を開始
2004年 「天空の森」が完成

≪会社プロフィール≫
所在地: 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4230
創業: 1970年
運営施設: 田島本館 忘れの里雅叙苑 天空の森
従業員数: 約40人
(text from TV-Tokyo site)

テレビ大阪 54min 2015-02-05 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●クローズアップ現代 「“地図力”が社会を変える!」

地形図などから様々な情報を読み取り、土地活用や防災計画のアイデアを生み出す力、「地図力」。今、世界中で個人の「地図力」を高め、防災強化や新たな産業創出を目指す取り組みが進んでいる。この傾向に拍車をかけたのは、レーザー光を空から照射して作る3D地図。地面の凹凸をミリ単位で立体画像に起こすことができ、その情報量はこれまでの地図とは比較にならない。既にアメリカは、地域の3D地図情報をオープンデータとして公開し、教育現場が利用を始めたり、様々なベンチャー企業が新ビジネスを創り出したりと、国を挙げて活用・地図力強化が進んでいる。日本でも企業や自治体が活断層の発見・水源の保全・森林管理などで活用を進めているが、まだ始まったばかりで手探り段階だ。3D地図の活用は地図力をどのように向上させ、社会を変えるのか。その最前線に迫る。(NO.3612)
(text from NHK site)

NHK総合 28min 2015-02-05 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●ドキュメント72時間 「金券ショップでつかむ幸せは」

バブル崩壊以降、すっかり定着した節約ブーム。少しでも出費を抑えたい人々が押し寄せるのが金券ショップ。年明けの池袋、3坪程の店を訪れる人は毎日400人以上。10円を節約するため、地下鉄の回数券を買いに来る派遣社員。36円安い商品券で、デパートの外食を楽しむ女性。一方で高額な商品券をまとめ買いする外国人の姿も。人々は節約の先にどんな幸せを夢見るのか? 小さな店先で考える、人とお金の物語。
(text from NHK site)

NHK総合 25min 2015-02-06 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●100分de名著 「フランケンシュタイン」 講師: 廣野由美子(京都大学大学院教授)

遺伝子操作、iPS細胞による再生医療、クローン羊の誕生……生命科学の進歩はとどまるところを知りません。人類は生命の設計図すら操作できる能力をもちましたが、その倫理性や危険性を指摘する識者も大勢います。そんな現代の状況を予見するような小説が今から二百年も前に書かれていました。メアリー・シェリー作「フランケンシュタイン」。2月放送の「100分de名著」は、科学の功罪、人間存在の意味を鋭く問うこの作品を取り上げます。天才的な科学者ヴィクター・フランケンシュタインは科学の粋を集め人造人間の製造に成功します。しかし誕生したのは見るにたえない醜い怪物でした。ヴィクターはそのおぞましさに耐えられず逃げ出します。一人うち捨てられた怪物は、はじめは善良な存在でしたが、いわれない迫害を受け人類への復讐を決意。ヴィクターを取り巻く人々の殺戮を開始します。この作品は、本来人間を幸福にするために生み出された科学が逆に手痛いしっぺがえしをもたらすという皮肉を描いているだけではありません。怪物の視点に立つと、人はなぜこの世に生を受け、何のために生きるのかを問うアイデンティティ探求の物語として読むことができます。また、元々善良な存在がなぜ邪悪な存在に変貌するのかを描いた物語ととらえると、現代社会に犯罪や悪が生み出される理由を考えるヒントにもなります。さまざまな意味を凝縮した「フランケンシュタイン」の物語を【科学の功罪】【悪はなぜ生まれるのか?】【人間存在の意味とは?】など多角的なテーマから読み解き、混迷する現代社会を問い直す普遍的なメッセージを引き出していきます。

第1回 「“怪物”の誕生」
文学史上、極めて早い時期に描かれた人造人間。しかしそれは見るもおぞましい「怪物」だった。作者メアリー・シェリーはいかにしてこの発想を得たのか? そこには何度も繰り返された死産の体験があった。やがて出産は作者にとって恐怖の対象となる。おぞましい「怪物誕生」の物語は「出産恐怖」の反映だったのだ。混迷した時代情勢も色濃い影を落とす。フランス革命の余波で、当時の英国人達は、新たに台頭してきた勢力が国家を転覆するのではないかという恐怖に怯えていた。いわば「怪物」はそうした勢力を隠喩的に表現したものだとも読める。第一回は、作者の人生や時代背景から、「怪物誕生」の意味を読み解く。

第2回 「疎外が邪悪を生み出す」
一人うち捨てられた怪物は元々善良な存在だった。ある家族との出会いや読書体験を通して怪物は「人間」として目覚め始める。それもつかの間、姿が醜いというだけで苛烈な迫害を受け始め、いつしか怪物は人類に復讐を誓うようになった。怪物の視点に立つと、この作品は「人はなぜ生きるのか」を問い続けるアイデンティティ探求の物語として読める。また、善良な怪物が邪悪に染まっていく過程を見つめると、社会的な疎外や迫害が人間を歪め、やがて犯罪や悪を生み出していくという構図が透けてみえてくる。第二回は、「怪物の告白」を読み解くことで、「人間存在とは何か」「社会になぜ悪が生まれるのか」といった普遍的な問題を考えていく。

第3回 「科学の“罪”と“罰”」
ヴィクター・フランケンシュタインは科学の素朴な信奉者であり、自分が行っている科学的な発明が人類に何をもたらすかを深く考えていない。そこにあるのは偉大な功績を残したいという野心だけだ。その結果としてヴィクターは自らが生み出したものに逆襲を受け、親友や花嫁を次々に殺されていく。そこには、本来人類に幸福をもたらすはずの科学が暴走し、やがて人類を破滅の危機へと導いていくという、現代人が直面している問題が象徴的に描かれている。第三回は、科学者ヴィクターの行動を見つめることで、「科学の功罪」を問うていく。

第4回 「“怪物”とは何か?」
人類の敵ともいえる「怪物」を作者メアリー・シェリーは同情的に描いている。これは何を意味するのか? 廣野教授はその理由を、「怪物」が近代社会が抑圧・排除してきた「負の部分」を象徴的に担った存在だからではないかと指摘する。「抑圧された醜い欲望」「社会の歪みが生み出した下層階級」「男性社会によって排除された女性」……いわば「怪物」は人間社会が生み出してきた分身でもある。自らが創り出したものからの反乱だからこそ、私達は「怪物」を否定できないのだ。第四回は、「怪物という存在」が担った象徴的な意味を読み解き、人間の「負の部分」を見つめる。
(text from NHK site)

NHK教育 25min×4 2015-02-04・11・18・25 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo



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