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●ドラマ10 「ミス・ジコチョー ~天才・天ノ教授の調査ファイル~」

◎ファイル3「真奈子、逃げ出す」
ライブハウスで火災事故が発生、バンドメンバーの女性が死亡した。ステージでの花火が発火の原因と思われたが、真奈子(松雪泰子)は業務用空調機械から発火した可能性を指摘。だがそのメーカーは、真奈子の助手の野津田(堀井新太)がかつて勤めていた会社だった。野津田はそこで大きな失敗を犯し、立ち直れずに退社したのだった。古巣相手に萎縮する野津田を、真奈子は立ち直らせることができるか…。
(original text from NHK site)

NHK総合 50min 2019-11-01 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●テレメンタリー2019 「病は撮らず ~精神障害を見つめて~」

写真家の大西暢夫さん(51)は、約20年にわたって全国の精神科病院などを回り、精神疾患がある人たちの写真を撮り続けている。写真は看護師向けの雑誌に掲載されるもので、患者たちがカメラの前で見せる笑顔が印象的だ。大西さんが精神科の取材を続ける理由は、長期入院など病院内の現実を世間に知ってほしいという願いからだ。これまで閉ざされがちだった精神科医療の現場で、写真家が見出した“輝き”に焦点を当てる。
(original text from TV-asahi site)

朝日放送 30min 2019-09-08 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo

> BDR-0836に、ハートネットTV 「ひとりひとりに向き合って」 ~写真家・大西暢夫が撮る精神科病棟~ あり





●テレメンタリー2019 「降る、揺れる、崩れる」

北海道胆振東部地震から1年。親族を失い、自宅が半壊した厚真町の男性は、先祖代々所有してきた山も手放すことになった。地震で地すべりが起きた山は、所有者が防災工事を施さなければならないが、その費用は支払えるようなレベルではないからだ。地震はなぜ大規模な土砂の崩落につながったのか。火山灰が積もった地層と雨が要因だと指摘されたが、取材を進めると、近くに山がない住宅地でも危険を抱えていることが分かった。
(original text from TV-asahi site)

朝日放送 30min 2019-09-22 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●100分de名著 「西田幾多郎 “善の研究”」 講師: 若松英輔(東京工業大学教授)

日本が欧米列強に肩を並べようと、近代化に邁進していた明治時代。しかし「哲学」という言葉が翻訳されたばかりの日本では、およそ自分たち独自の哲学を構築できるなど思いもよらないことでした。そんな時代に、禅などの東洋思想や西洋の最新思潮と格闘しながら、日本だけのオリジナルの哲学を独力で築き上げようとした人がいました。西田幾多郎(1870~1945)。彼のデビュー作にして代表作が「善の研究」です。西田の思想的格闘が凝縮したともいえるこの名著を、現代の視点から読み解くことで「生きるとは何か」「善とは何か」「他者とどうかかわるべきか」といった、人生の根本的な問題を深く考えていきます。西田は、近代の西洋哲学が確立させた“認識する主体/認識される客体”という二元論を乗り越えるべく、「純粋経験」という概念を考案しました。主体と客体は抽象化の産物に過ぎず、実際に我々に元々与えらえた直接的な経験には、主体も客体もありません。例えば私たちが音楽に聞き入っている時には、「主体」が「対象としての音楽」を把握しているのではなく、主客未分の純粋な経験がまず根源にあると言います。そこから様々な判断や抽象化を経て、主/客の図式が出来上がるのです。経験の根源である「純粋経験」に立ち戻らなければ真理は見えてこない、と西田は言います。この立場から世界を見つめ直すと、「善/悪」「一/多」「愛/知」「生/死」といった様々なに二項対立は、一見矛盾しているように見えて、実は「一なるもの」の側面であり、「働き」であることがわかります。西田哲学は、合理主義的な世界観が見失ってしまった、私たちが本来もっている豊かな経験を取り戻すために、非常に有効な手立てを与えてくれるのです。この難解な西田哲学を読み解くためには、4つの章を逆順に読み進めるのがよいと提案するのが批評家の若松英輔さん。西田が強靭な思考力で歩み抜いた過程は問いの繰り返しであり、常人には歩み難い。けれども結論部分を実感的に読むのは意外にも容易で、頂上から降りていくように読み進めると、自ずと西田自身の言葉が語りだしてくると言います。番組では、日本近代思想に詳しい若松英輔さんを講師に招き、新しい視点から「善の研究」を解説。現代に通じるメッセージを読み解き、価値感が混迷する中で座標軸を見失いがちな私たち現代人がより良く生きるための指針を学んでいきます。

第1回 「生きることの“問い”」
認識する主体/認識される対象、という二元論によって構築されてきた西洋哲学。それを乗り超えるために格闘してきた西田幾多郎は、「愛」という独自の概念で、「知」のあり方を根本から問い直す。冷たく対象を突き放すのではなく、あえて対象に飛び込み没入していくことで対象の本質をつかみとる作用を「愛」と呼び、「知」の中にその作用を取り戻そうというのだ。今回は、西洋近代哲学の限界を乗り超え、「知」の新たな形を追求した西田幾多郎の奥深い思索に迫っていく。

第2回 「“善”とは何か」
旧来多くの倫理学は、善と悪を外在的な基準から位置づけて判断してきた。しかし西田が東洋思想から練り上げていった独自の哲学では、善は人間の中に「可能性」として伏在しており、いかにしてそれを開花させていくかが重要であるという。そのためには、主体/客体という敷居を超えて、「他者のことを我がこととしてとらえる」視座が必要であり、真にその境地に立てた時に「人格」が実現される。それこそが善なのである。今回は、西田がこの著作の根本に据えた「善とは何か」という問いに迫っていく。

第3回 「“純粋経験”と”実在”」
「愛」や「善」といった概念を、主観と客観に二分しない独自の思考法から再定義していく西田哲学。その根幹を支えるのが「純粋経験」という特異な概念だ。例えば音楽を聴くという体験は、音源から伝わる空気の振動を感覚器官がとらえるという物質過程ではなく、主体も客体も分離される以前のあるがままの経験が何にも先立って存在する。これを「純粋経験」という。この立場から世界を見つめると、私たちが「実在」とみなしてきたものは単なる抽象的な物体ではなく、世界の根底でうごめている「一なるもの」の「働き」としてとらえ直されるという。今回は、合理主義的な思考では排除されてきた人間本来の豊かな経験を取り戻すために、「純粋経験」や「実在」といった西田独自の概念を読み解いていく。

第4回 「“生”と”死”を超えて」
「善の研究」をベースにして、西田はさらに自らの哲学を発展させてゆく。そんな彼が晩年にたどり着いたのが「絶対矛盾的自己同一」という概念だった。主観と客観・善と悪・一と多といった、一見対立する者同士が実は相補的であり、根源においては同一であるというこの考え方は、自らの子供と死別するという実体験を通して獲得したものだと若松さんは言う。生と死は一見矛盾しながらも、その対立を超えて一つにつながっているものだという西田の直観がこの思想を生んだのだ。今回は、西田哲学の中で最も難解とされる「絶対矛盾的自己同一」という概念を解きほぐし、人間にとっての生と死の深い意味や、矛盾対立を超える叡知を学ぶ。
(original text from NHK site)

NHK教育 25min×4 2019-10-07・14・21・28 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo



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