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●「正義のセ 」


水曜ドラマに、また新しい等身大のヒロイン誕生!
主人公・竹村凜々子(吉高由里子)は、横浜地検で働く2年目の検事。まだまだ駆け出しの凜々子は、不器用だけど何ごとにも一生懸命。周りを巻き込みながらも、まっすぐに事件に取り組み、検事として、そして女性として成長していきます。

阿川佐和子の小説をドラマ化!
原作はエッセイ・小説・テレビと幅広く活躍する阿川佐和子さん。160万部を超えるベストセラー『聞く力 心をひらく35のヒント』で知られる阿川佐和子さんのシリーズ小説「正義のセ」を、満を持してドラマ化します。

まっすぐなヒロインが、仕事に恋に悪戦苦闘!
もちろん仕事だけじゃなく、恋にも悩む主人公。喜び・笑い・泣き・怒り、そしてよく食べ・よく飲み・よく働く。「正義のセ」は、見た人がきっと元気になれる痛快お仕事ドラマです!


◎第1話
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竹村凜々子(吉高由里子)はこの春、横浜地方検察庁港南支部に赴任した2年目の検事。正義感が強く、明るい性格で家族思い。東京の下町で豆腐屋を営む父の浩市(生瀬勝久)・母の芳子(宮崎美子)・妹の温子(広瀬アリス)と暮らしている。検事1年目は大阪赴任だったため、恋人の優希(大野拓朗)とは遠距離恋愛になっていたが、「これからは仕事も恋愛も、両方きっちりやる!」と決意を新たにしていた。港南支部には、支部長の梅宮(寺脇康文)をはじめ、先輩検事の大塚(三浦翔平)・徳永(塚地武雅)ら個性的なメンバーが揃っていた。そして、凜々子とバディを組む担当事務官に就いたのは、一癖ありそうなベテランの相原(安田顕)。早速、相原と共に取調べに臨む凜々子だったが、喜怒哀楽がすぐに出てしまう性格のため、ついつい被疑者に怒りを表したり、同情したり、乗せられたり…。そのたびに相原から「被疑者にはあまり感情移入しないように」と小言を言われてしまう。そんな凜々子が、ある傷害事件を担当する。被害者は建設会社に勤める向井(浅利陽介)。向井は上司の恩田(石黒賢)から路地裏で暴行を受けて階段を転げ落ち、全治2か月の重傷を負ったと被害届を出していた。凜々子は「ひどいパワハラ上司」だと憤るが、取調べに現れた恩田は穏やかそうで、暴力を振るうような人間には見えない。恩田は「暴行なんかしていません」と、容疑を全面的に否認。「向井が嘘をついて自分を貶めようとしている」と主張する。さらに、一緒にいた同僚の田中(六角慎司)も恩田と同じ証言をする。被害者と被疑者の言い分が、真っ向から対立する中、凜々子は相原とともに、事件の裏に隠された真実を突き止めるために捜査を進める。

◎第2話
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ある日曜日、凜々子(吉高由里子)は優希(大野拓朗)と3ヵ月ぶりのデートをしていた。しかし、徳永(塚地武雅)から「日直の仕事を変わってほしい」と連絡が。凛々子はすぐ仕事に行かなければならなくなり、またしてもデートはお預けになってしまう。そんな中、凜々子は梅宮支部長(寺脇康文)から初めて殺人事件を任され、「頑張ります!」と大張り切り。相原(安田顕)は、張り切り過ぎると空回りする凜々子を心配して「常に冷静に落ち着いて」と釘を刺すのだった。殺人事件の被疑者は、夫の義之(大澄賢也)を殴って死亡させた主婦・町田かれん(財前直見)。「夫の暴力から身を守るためだった」と殺意を否認するかれんの話を聞き、思わず同情する凜々子だったが、相原はかれんに疑いを抱く。かれんには19歳になるまりあ(矢作穂香)という一人娘がいたが、娘がどこに住んでいるのか知らないと供述しており、「母親が、19歳の娘の居場所が分からないなんて」と、娘への態度に違和感を覚えるのだった。その後、かれんが夫以外の男性と頻繁に会っていたという情報がもたらされる。さらに司法解剖によって新事実も明らかになり、殺意があった疑いが強まっていく。凜々子は供述の矛盾をかれんに突き付け、自白に追い込もうとするが…。

◎第3話
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凜々子(吉高由里子)は同期の検事で親友でもある順子と朋美に、久しぶりに再会する。しかし、なぜかその場は婚活パーティー。優希(大野拓朗)という恋人がいるのに… と戸惑う凜々子だったが、順子と朋美に「新しい出会いを見つけておいて損はない」と言われる。そこへ優希から呼び出しの電話が。凜々子は彼のもとへ駆け付け、順調な関係を築いていると思われたが…。そんな中、凜々子は結婚詐欺事件を担当することになる。被害者の沢井七美(磯山さやか)は、婚活パーティーでIT企業社長の藤堂と出会い、結婚の約束をして式場の予約までしていた。だがその後、藤堂から「事業のトラブルで金が必要になった」と言われ、資金援助のつもりで1000万円を渡したところ、藤堂はその日から音信不通になってしまったと言う。しかも、藤堂から聞いていた住所は嘘で、経営しているはずの会社は存在せず、結婚式場もキャンセルされていた。「女性の弱みに付け込んでお金をだまし取るなんて絶対許せない」と怒りをあらわにする凜々子。藤堂と名乗っていた男の本名は、鈴木正夫(三浦貴大)。鈴木は容疑を否認しており、1000万円は受け取っていないと主張する。警察も決定的な決め手となる証拠がつかめていないため、鈴木は逮捕されず、在宅のまま横浜地検に送致されてきていた。鈴木は七美に嘘をついたことは認めるものの、凜々子の質問をのらりくらりとかわし、七美を心から愛していたのだと涙ながらに訴える。そんな鈴木に、翻弄される凜々子。凜々子は相原(安田顕)とともに、鈴木が七美から金を騙し取った証拠を探すが、鈴木を決定的に追い込むまでには至らない。そんな中、凜々子は優希から結婚を申し込まれ…。捜査が難航する結婚詐欺事件と、突然のプロポーズ!凜々子は人生の大きな決断に迫られる。

◎第4話
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横浜地検港南支部では、一か月遅れで凜々子(吉高由里子)の歓迎会が行われる。事務官たちから大塚(三浦翔平)や徳永(塚地武雅)の取調べテクニックを聞き、「私にもそんな取調べできるのかな」と感心する凜々子。だが、相原(安田顕)から「まだまだでしょうね」と言われ、「一日も早く、相原さんが安心できるような検事になってみせます!」とやる気に火が点くのだった。凜々子は、若者がバイクで老人をはねて死亡させた交通事故案件を担当することに。被害者の佐藤忠徳は妻のフネ(茅島成美)と散歩中に横断歩道を渡っていたところ、信号無視をした勝村弘(白洲迅)が運転するバイクにはねられて死亡した。「厳しい罰を与えてほしい」と訴えるフネの思いを受け、勝村の取調べを始める凜々子と相原。だが、勝村は容疑を全面的に認めるが、「事故のことはあまり覚えてない」と、多くを語らない。起訴判断に悩んだ凜々子は、勝村の人となりを知るため、彼が料理人見習いとして働くレストランへ向かう。すると、同僚たちから勝村の意外な一面が明らかになり…。大切な人を失ってしまった被害者家族の思い、そして、命を奪ってしまった被疑者の思い。凜々子は、事件を取り巻く人たちそれぞれの思いを受け止めて、検事として正しい判断を下すことができるのか? さらに、竹村家でも妹・温子(広瀬アリス)がある騒動を持ち込む!?

◎第5話
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凜々子(吉高由里子)の妹・温子(広瀬アリス)が、恋人の後藤公一(渡部秀)を竹村家に連れてきた。温子は、後藤と結婚して竹村豆腐店を継ぐ気だという。だが、父・浩市(生瀬勝久)は突然のことに驚いて猛反対し、竹村家は大混乱!さらに、凜々子は、4年つき合った恋人と別れたことを家族に告白するハメになってしまう…。神奈川医大で女性職員の転落死事件が発生する。単なる転落ではなく事件性が考えられることから、凜々子は相原(安田顕)とともに事件現場へ向かう。大きな仕事にまたしても気合いを入れる凜々子だったが…。被害者は、臨床病理学教授・高嶋敦史(原田龍二)の助手を務める三宅香織(佐藤めぐみ)。二人が不倫関係にあったことが発覚し、さらに香織の爪の間から高嶋のDNAが検出されたことから、高嶋が殺人容疑で逮捕される。しかし高嶋は容疑を否認。香織の死亡推定時刻には、「取引先の医療機器メーカーの茂木(木下隆行)とスーパー銭湯にいた」というアリバイを主張し、茂木も同じ証言をする。凜々子の捜査が難航する中、事件に関する新事実が発覚。凜々子は支部長の梅宮(寺脇康文)から、大塚(三浦翔平)との共同捜査を命じられる。だが、強引に捜査の方針を決めていく大塚のペースに振り回され、捜査チームは前途多難な雰囲気に…。果たして凜々子は高嶋のアリバイを崩し、複雑に絡み合う事件を解決に導くことができるのか!?

◎第6話
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凜々子(吉高由里子)は、同期・ユキの結婚披露パーティーに出席。全国各地に赴任している仲間たちが一堂に集まり、パーティーは大いに盛り上がる。そこで凜々子は、弁護士になった美咲(倉科カナ)と久しぶりに再会する。大学時代からずっと助け合いながら勉強してきた似た者同士の二人だったが、進路を決める際、それぞれの正義を貫くために検事と弁護士という違う道を選んだのだった。披露宴の帰り、凜々子は美咲を自宅に招き、竹村家みんなで歓迎する。凜々子と美咲は、お互いの近況を報告。そして恋バナになると、なぜか大塚(三浦翔平)とキスするシチュエーションが凜々子の頭に浮かぶのだった。翌日、出勤した凜々子は相原(安田顕)から、飲み会で酔っぱらって寝てしまった時に大塚にキスしたことを知らされる。凜々子は、大塚と顔を合わせると、意識するように。そんな中、オレオレ詐欺の被疑者が送致されてくる。凜々子は「オレオレ詐欺グループを一網打尽にしてやる!」と張り切る。被疑者は、大学生の浅田謙人(岡山天音)。彼は凜々子の取調べに対して、「軽いアルバイト感覚でやってしまっただけで、詐欺に加担しているとは知らなかった」と主張し、反省した態度を見せる。そして浅田を担当する弁護士として港南支部を訪れたのは、なんと美咲だった。美咲は浅田の釈放を要求。しかし凜々子は、検事として浅田を釈放できるだけの材料がなく拒否。美咲は浅田の言い分を信じ「ある意味、彼もオレオレ詐欺の被害者と言える…」と、徹底的に守る姿勢に出る。真っ向から対立する凜々子と美咲。二人は、立場の違いから激しくぶつかり合うことに…。それぞれの信念を抱いて追及する、オレオレ詐欺事件の真相とは!? そして、正義のために、固い友情で結ばれていた二人の絆は切れてしまうのか!?

◎第7話
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ある保育園で、保育士が目を離した隙に園児が大ケガを負った。園庭の遊具から落下した事故と思われたが、園児の父・小峰雄一(近藤公園)は、園側の説明に納得がいかず被害届を提出。凜々子(吉高由里子)がこの事件を担当することになり、バツイチ子持ちの相原(安田顕)は、「保育園の監督不行き届きの可能性がありますね!」といつになく熱くなる。そんな相原の様子を不思議に思う凜々子。ケガをした園児・宏尚(佐藤令旺)は回復したが、事故当時の事を話そうとせず、小峰の「普段から小さなケガが多かった」という証言から、虐待の可能性も出てくる。「もし虐待があったとしたら許せません」と相原は、いっそうこの案件にのめり込むのだった。凜々子と相原は保育園に行き、園長・瀬川弥生(朝加真由美)から話を聞くと、「不慮の事故だった」と謝罪しながらも、保育園の過失を否定する。保育園の言い分にも理があると考え、凜々子は悩むのだった。そんな中、相原が凜々子の忘れ物を届けに竹原家を訪れる。浩市(生瀬勝久)たちに歓迎され、竹村家の明るい家族団欒の雰囲気に触れた相原は、会えない娘への思いを語るのだった。そしてちょうどその時、元妻から連絡があり娘と会う約束をし、浮かれる相原だったが…。翌日、凜々子は宏尚の聞き取りを始めると、意外な事実が明らかになる!単なる事故か? それとも保育園側の過失による傷害致傷か? そして、相原と娘の関係は?

◎第8話
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凜々子(吉高由里子)は、ひき逃げ事件を担当する。被疑者・斎藤茂典(正名僕蔵)は深く反省した様子だが、「人をはねた記憶はない」と主張。被害者にケガをさせたことに気づいていたか・いなかったかで起訴判断が大きく違ってくるため、凜々子は相原(安田顕)とともに詳しく捜査を始める。事故の時に同乗していたのは、斎藤がマネージャーを務める人気俳優の光岡駿太(桐山漣)だった。凜々子と相原は、参考人として光岡に話を聞きに行く。だが、有名芸能人に会える!と内心ウキウキの凜々子に、相原は呆れ顔。しかも「斎藤さんの罪を少しでも軽くしてください」と懇願する光岡の誠実な姿勢に、凜々子は思わずときめいてしまう…。そんな中、凜々子たちが被害者・横山茜(浦まゆ)に話を聞きに行くと、事故の時、車が一度止まっていた事が判明する。事故に気づかずそのまま走り去ったという斎藤の供述と、明らかに矛盾する証言に驚く凜々子。果たして事故の夜、本当に起こったことは何なのか? そこに隠された秘密とは? 事件の真相に新米検事が迫る。

◎第9話
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ある日、凜々子(吉高由里子)が過去に担当した痴漢事件の真犯人が逮捕され、「冤罪」だったことが発覚する。凜々子が起訴した被疑者・村井直陽(東幹久)は、取調べでも素直に容疑を認めていたため、確信を持って起訴に踏み切ったはずだった。しかし、新たに起きた痴漢事件の被疑者のDNAが、凜々子が担当した事件の被害者の衣服についていたDNAと一致したため、村井は無罪だと判断されたのだ。検事になる時に「絶対に冤罪だけは出さない」と心に決めていた凜々子は動揺を隠せず、いつもの元気をすっかり失ってしまう。支部長の梅宮(寺脇康文)をはじめ港南支部の面々は凜々子を気遣い、父・浩市(生瀬勝久)ら家族も傷ついた凜々子を支えようとする。だがマスコミからも追われるようになり、責任を感じた凜々子は検事を続けていいのか思い悩む…。果たして、検事人生最大のピンチを迎えた凜々子の運命は!? そして、冤罪となってしまった痴漢事件の真相は!?

◎最終第10話
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凜々子(吉高由里子)は、衆議院議員・中条良成(宅麻伸)の長男・秀成(落合モトキ)が犯した殺人事件を担当することになった。秀成は、被害者の入江(佐藤祐基)にからまれて身を守るために反撃したら殺してしまったと主張し、それを裏付ける目撃者も現れる。また、入江が過去に傷害事件を起こしていたことも発覚し、事件は秀成による正当防衛かと思われた。だが、凜々子と相原(安田顕)が捜査を進めると、被害者・入江の意外な素顔が明らかになる。入江の働いていた料亭の店主は、「真面目な青年だった」と言い、恋人・笑子(岡本玲)も「穏やかで人に暴力を振るう人間ではない」と訴える。凜々子は、この事件には表面上だけでは見えない真実が隠されていると感じる。そんな中、秀成の父・中条議員が秀成の釈放を求め、港南支部に姿を現す。毅然とした態度で拒絶する支部長・梅宮(寺脇康文)。だが中条は、検察上層部への圧力をほのめかし、さらにはマスコミを動かし、世論を検察批判の流れに持っていこうとしていた。秀成の起訴判断を誤れば、検察庁全体が危機に陥ってしまうかもしれない… いまだかつてない重圧の中、凜々子は事件の真相を追う。

(original text from NTV site)

人物相関図 https://www.ntv.co.jp/seigi-no-se/chart/





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