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●NHK SPECIAL ドキュメント・エルサレム 「前編 聖地での戦いはなぜ始まったのか」


世界が打開策を見つけるのに難渋している中東問題。その台風の目ともいうべきパレスチナ、
なかでもエルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三つの宗教の聖地として、
永きにわたり世界を巻き込んだ紛争の発火点になってきた。3000年の歴史の中で、
聖地の攻防がより激しさを増したのは、20世紀近代国家がパワーポリテクスを駆使し始めて
からである。「この100年何があってこのような泥沼に陥ったのか」という視点で
ユダヤとアラブ二組の父子を通して、パレスチナ紛争の焦点「エルサレム」の歴史を
見つめるNHKスペシャルの2回シリーズ。

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前編では、映画の生みの親リュミエールが撮影した19世紀末のエルサレムの映像を紹介。
当時オスマン・トルコ領だったエルサレムは、三つの宗教の聖地として様々な民族の
巡礼の場となり、混とんとした中にも和平共存の空気が流れていた。しかし、そのころ
ヨーロッパでユダヤ人迫害がエスカレートし、シオニズム運動が勃興してから、聖地は一挙に
国際政治の焦点になっていく。ユダヤ人歴史家メロン・ベンベニスティの父ダビッドは、
当時の入植地で学校の教師として子供達にシオニズムを教える。一方、パレスチナの大学学長
サリー・ヌセイベの父アンワルは、アラブ最高委員会の一員としてイスラエル建国反対運動に
傾斜していく。それぞれの立場で真摯に生きた二人の歴史は、そのままイスラエルと
パレスチナの国家の衝突の歴史に投影されていく。第二次大戦直後のイスラエル建国
そして第三次中東戦争までを、貴重な映像資料と証言で描いていく。
(text from NHK site)

NHK総合 50min 2004-02-02(2004-01-31の再放送) Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)














 

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