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●にんげんドキュメント 「ハルウララ 春の挑戦」


“勝ってなんぼ”の競馬の世界。なのに負け続けることで、今やアイドルホース
にまで登りつめた馬がいる。去年12月に見事(?)100連敗を記録した高知競馬の
ハルウララ、メスの8歳である。能力・素質ともに無く、人間でいえば30歳過ぎ。
普通ならとっくの昔に処分されても不思議はない。しかし、“遅くても一生懸命に走る”姿に、
調教師、厩務員がほだされ、苦しい厩舎経営の中で支え続けてきた。
調教師は宗石 大さん(53)。賞金を獲得できないハルウララは厩舎の“お荷物”だが、
『一生懸命やればそれでいい』という信念のもと愛馬を暖かく見守ってきた。
厩務員の藤原健祐さん(21)は、ハルウララが厩舎に来た年から働き出した
いわば“同期生”。ともに励まし、支えあっている。競馬場を訪れる人たちも
ハルウララに思いを寄せている。東京から単身赴任できたサラリーマン、がんを患い
闘病生活を送る女性、懸命に走る姿に『勇気をもらった』という。さらに、東京からの
“観戦ツアー”で応援に駆けつける人たちもいる。馬券は『当たらないから、車にも
当たらない』と交通安全のお守りになり、“ハルウララの歌”まで登場、果ては映画化まで
予定されている。負ける度に人気がのびる不思議なヒロイン。そんなハルウララが今、
一世一代の大勝負にのぞもうとしている。3月22日、世界で活躍するジョッキー、
武 豊さんが騎乗するのだ。“天才ジョッキー+連敗馬”の結果はいかに !?
昨年末に放送した「にんげんドキュメント 日々これ連敗 〜競走馬ハルウララ〜」の
第2弾。半年以上にわたる取材でつづったハルウララ物語である。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2004-04-02 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)











 

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