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●新日曜美術館 「紀伊巡礼・祈りとそのかたち」

豊かな自然に包まれ、日本固有の精神文化を育んできた「紀伊山地の霊場と参詣道」が、今年7月に日本で12番目の世界遺産に登録された。このエリアは奈良県、和歌山県、三重県にある3つの霊場が中核をなす。神仏習合の多様な信仰の歴史と伝説がある「吉野・大峰」、熊野信仰で多くの参詣者を集めた「熊野三山」、そして弘法大師空海が開いた真言密教の聖地「高野山」、そして山々や海沿いに延びる参詣道からなる。いずれも、都から遠く離れ、権力闘争に敗れた貴人の隠れ場になったり、現世とは異なる世界の入り口とみなされたり、中央政治から距離を置いた信仰の場とされてきた。この地域を巡ると、天皇家から庶民にいたるまで、多くの人々が長年にわたって奉納してきた名宝の数々に出会うことができる。番組では、霊場と参詣道の寺社に所蔵される名宝を紹介するとともに、「祈りの道」に込めた人々の思いを通して日本人の精神文化を考える。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-12-19(2004-08-08の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

> HDD-GにMPEG1版あり 0762





●新日曜美術館 「色彩は歌う」 〜アンリ・マティスの世界〜

「色彩の革命家」とも「色彩の魔術師」とも呼ばれるアンリ・マティス。自分の理想とする芸術を「疲れをいやす肘掛け椅子」に例えて、生きる喜びや安らぎを感情に訴える純粋な色彩で描きあげた。西洋の美術において色彩は現実を再現するための手段でしかなかった。マティスはその役割から色彩を解放し、色彩の豊かな表現力を活かして画家の感覚や感動を表現する手段へと変えていった。フォーヴィスムの色彩の爆発から伸びやかな線と見事に調和した油彩、そして晩年に「切り紙絵」へと至るまで、マティスにとって主役は常に色彩だった。現在、国立西洋美術館でマティスの没後50年を記念した大規模な展覧会が行われている。番組ではゲストに中学時代からの大ファンで「マティスは音楽」と言う松任谷由実さんを迎え、名作の数々を前にマティスがもたらした豊かな色彩の世界を堪能する。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-11-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●新日曜美術館 「田原桂一・光をつかみとるために」

田原桂一は、これまで一貫して光をとらえ表現することに挑んできた。舞台照明家として1972年に渡仏、その後写真家としての評価を確立した世紀末建築のシリーズでは、光を主役にすることで、建築写真の常識を打ち破った。そうした中、光とならんで重要な位置を占めるようになった素材が石である。田原が光というものを初めて強く意識したのは、少年時代、広島・原爆ドームの石の壁に焼き付いた人の影を見たときだった。その後ヨーロッパへ渡り、圧倒的な石の風土と向き合う。「石には、さまざまな時代の光が記憶となって染みこんでいる」最近の作品、例えば巨大な石塊をガラス(=光)の柱が貫く彫刻や、石の彫刻を写真に撮り、それをごく薄い石板に印画して裏から光を通すといったものは、「石の記憶の層を一枚ずつ引きはがし」「石が記憶する光を呼び起こす」仕事なのだという。番組では、東京都庭園美術館で開かれる個展(11月)のためにパリの仕事場で新作に取り組む田原の姿を追い、30年以上にわたる<光との格闘><石との対話>が生み出してきた美の世界を探る。また、「ヨーロッパ写真美術館庭園」(パリ)、「サンマルタン運河インスタレーション」(パリ)、「サッポロビール恵庭工場庭園」など、既存の代表作も紹介する。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-12-12 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo








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