Polygon

[ DR-611 ] 詳細    |このページを閉じる|





●探検ロマン世界遺産 「北の都 皇帝たちの夢」 〜ロシア・サンクトペテルブルク〜

国名: ロシア
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Historic Centre of Saint Petersburg and Related Groups of Monuments
登録年: 1990年

ロシア・ロマノフ王朝の古都、サンクトペテルブルクを紹介します。「北のベネチア」と呼ばれる美しい運河の風景。白夜の空に浮かび上がる壮麗な建築群。サンクトペテルブルクは、辺境国ロシアが西欧諸国と肩を並べるための「ヨーロッパへの窓」として、300年前、何もない湿地帯に作られた計画都市です。エルミタージュ美術館として世界の名画や芸術品が集まる「冬の宮殿」。現代のテーマパークさながらのアトラクションで、訪れる者の度肝を抜く「夏の宮殿」。皇帝たちの築いた街はやがてロシア革命の舞台ともなりました。皇帝の夢と野望、そして人々の思いを世界遺産の街に読みとりながら、ロシア300年の歴史を見続けてきたサンクトペテルブルクの魅力に迫ります。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-10-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●<特選>探検ロマン世界遺産 「インカ帝国 驚異の空中都市」 〜ペルー・マチュピチュ〜

国名: ペルー
分類: 複合遺産
遺産名(英語): Historic Sanctuary of Machu Picchu
登録年: 1997年

南米・アンデス山脈を望む山の頂に忽然と広がるマチュピチュ。インカ帝国が築き上げたこの都市は標高2400メートルの断崖絶壁の上にあり、麓からは全く見ることができないきわめて特殊な立地にあるため「驚異の空中都市」といわれています。16世紀にインカ帝国を征服したスペイン人さえも気付かず、20世紀に入るまでその存在は世界に知られていませんでした。1911年、アメリカ人歴史家・ハイラムビンガムによって世界に紹介されたマチュピチュは20世紀考古学界の最大の発見と賞されたものの、これがいったいなんのための都市だったのか長年謎とされてきました。インカ帝国誕生の地、インカ帝国最後の都、処女の館と諸説が飛び交っていたが決め手を欠いていました。インカは文字を持たなかったため、手がかりになる文献資料がないということも影響しています。しかし、今回の取材では新たな仮説にたどり着きました。ビンガムが持ち帰った400点以上の出土品と、174体の人骨、スペイン人による古文書から、マチュピチュは、15世紀の第9代インカ皇帝の築き上げた王直轄の都市であることがわかったのです。さらに住居跡の調査から、貴族や技術者など身分の異なる500人以上の人々がここで暮らし、段々畑で農作業をしたり、金属加工を行なったりなどの生活が繰り広げられていたことがわかりました。その姿は現在、マチュピチュ付近の農村で暮らすアンデスの人々と重なっています。またおびただしい数の石造建築物をいかにして作り出したか、その材料調達方法や、建築方法も次第に明らかになりました。車輪を持たなかったインカの人々が、円柱状の石を転がすことで運搬していたことも確認されました。毎日さまざまな表情をみせ、目に写るすべての光景が幻想的なマチュピチュ。珠玉の映像でマチュピチュの表情を紹介しながら、500年前のインカ帝国、驚異の空中都市へと誘っていきます。
(original text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-10-27(2005-06-02のアンコール) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●探検ロマン世界遺産 「情熱と哀愁のリズム サンバのふるさと」 〜サルバドール〜

国名: ブラジル
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Historic Centre of Salvador de Bahia
登録年: 1985年

南米大陸の東端にブラジル人が「魂のふるさと」と讃える古都がある。16世紀、大航海時代のポルトガル人が新天地として開拓した都、サルバドールだ。カラフルなコロニアル建築の豪邸、金箔まばゆい黄金の教会。熱帯の日射しのもと、世界一のサトウキビ産業で繁栄した美しい古都は、実は狂気ともいえる奴隷制の上に築かれたものである。当時サトウキビ農園主が暮らした邸宅の片隅に、反抗した労働者に飲まず食わずの刑罰を加えるために使われた木製の足かせが残っている。「アフリカ人は人間ではない」。ポルトガルが国を挙げ19世紀まで強行した大西洋を股にかける奴隷システム。サルバドールはその舞台となった負の遺産なのだ。奴隷制廃止から120年、アフリカ系ブラジル人が深刻な貧困にあえぐサルバドールがなぜブラジル人の心の拠り所なのか、人々の暮らしの中にその由縁を探る。取材に訪れた2月、サルバドールは装いを一変させる。路地のあちこちで地響きのように鳴り始めるパーカッションのリズム。年に一度のサンバ・カーニバルが始まるのだ。実はサンバの原型を生み出したのは16世紀、サルバドールに連行されたアフリカの人々。当時の音はどんなものだったのか、そしてそこにはどんな思いが込められているのか。ルーツを探るリポーターは郊外の森に残る祭儀場にたどり着く。ここでアフリカ系ブラジル人が400年以上、弾圧をかいくぐりながら受け継いできた儀式が行われるのだ。アフリカの言葉を使い、アフリカの神々を祀る神秘的な儀式の要は太鼓の演奏。サンバを彷彿させるそのリズムの「目的」とは奴隷制の実態を伝える驚くべきものだった。そしてその同じリズムが今、貧困に苦しむサルバドールの人々の救いになっている。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2007-06-16 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo







ページ先頭へ