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[2013 東京S氏エディション|スーパー「オギノ」特集]


●21世紀ビジネス塾 「つかんだ客は離さない」 〜地域スーパーの顧客囲い込み作戦〜

山梨と長野に34店舗を展開する中堅スーパー。この店内には、他店ではまず見られない「死に筋商品」が並んでいる。大きな1リットル瓶に入ったピクルス、33種類のスパイスでルーを作る面倒なカレーセット、ブドウの種から取った輸入物の特別な料理油・・・商品構成の上からは、はなはだ無駄に見えるが、驚いたことに消費不況の中、このスーパーは4年連続の増収増益を続けている。実は、これらの「死に筋商品」の購買者は、他の商品も大量に買い込んでくれる上得意だったのだ。社長の荻野寛二さんは「たった一つしか売れない商品でも、お得意様が買う品は絶対に切らしてはだめ」という。33万人分の詳細な顧客データが、この「上得意囲い込み」を支えている。全国チェーンの大手スーパー、そしてコンビニエンスストアでは、売れ筋は多く仕入れ、死に筋は切って捨てるという「効率化」で、経営合理化を図ってきた。荻野さんは、「効率化では大手にとうてい太刀打ちできない。我々は『顧客満足度』で勝負するしかない」とこの戦略に踏み切り、成功を収めた。顧客を失望させないこと、商品を「買う喜び」をかき立てること、そして何度でも店に足を運んでもらうことを目標に、徹底した顧客囲い込みを推し進めるこのスーパーを取材し、デフレ時代のいま、中堅・中小小売りが収益をあげていく経営のヒントを提示したい。
(text from NHK site)

NHK教育 30min 2003-06-28 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Mono (MPEG-1)

> GP-260にもあり





●日経スペシャル ガイアの夜明け 3週連続企画 “激動 流通サバイバル”「第2回|地元密着スーパーの逆襲」

3週連続企画の第2回はスーパーマーケット。業界では今、大手のイオンとセブン&アイ・ホールディングスの2強による体制づくりが進み、中小のスーパーマーケットの数は減り続けている。社団法人全国スーパーマーケット協会に加盟する企業数は、1999年に738社あったが、2007年には373社へと半減した。一方で、全国のスーパーマーケットの店舗数は増え続けている。大手が新規出店する上に、提携やM&Aを積極的に進めているためだが、これにより競争は激化。人口減少で消費が減る中、少ないパイを奪い合っている。だが、そんな厳しい状況でも毎年売上げを伸ばしている元気なスーパーがある。大手には手が出せないが、地場に根付いているからこそできる独特な戦略をもったスーパーマーケットを追った。

◎客を喜ばせてなんぼ〜サプライズな店作り
高知県に展開する「サンシャインチェーン」は、「四国に行ったら必ず立ち寄るべきだ」と業界で高い評価を受けているスーパー。今年だけでもすでに150社、1000人以上の関係者が視察をしている。その特色は、サプライズと楽しさの演出が仕掛けられた店作りと顧客サービスの徹底。店員は皆、パフォーマンスがうまく、店に活気がある。無料巡回バスで客の送り迎えをする店舗もある。そのため、地元の人たちの社交場となっている。好評なのは地元農家が持ち寄るとれたて野菜。スーパーの売り場なのに、農家が売りたい値段をつけられるので生産者にもメリットがある。地元とともに盛り上がろうというのがサンシャインの狙い。「サンシャインチェーン」は中小12社、42店舗の“ボランタリーチェーン”(自発的連鎖店)。フランチャイズチェーンよりも自主性が保たれる。その代わり、中には低迷してしまう店も出てくる。番組では、高知県いの町を地盤とするチェーン店の立て直しに密着した。今年3月にリニューアルしたこの店舗は当初、大成功を収めたが、5ヵ月間売り上げを維持するための無理がたたり、職員が相次いで辞めていった。客足もすっかり遠のき、緊急事態を迎えていた・・・。正念場を迎えたこの店舗のサバイバル作戦を追った。

◎正直者が勝つ〜舞台裏を見せて顧客満足度を上げろ
「明日までこの商品は高いです」「今は旬でないので味は落ちます」。東京近郊に展開する「オーケーストア」は、店内に一見、売る気がないのかと思われる説明書きを出している。題して「オネスト(正直)カード」。逆に「激安」を煽る文字は見当たらない。しかし、客にしてみると正直で信用できるということになる。番組では、端境期のフルーツを扱う青果バイヤーを追う。新たに仕入れる南ア産のグレープフルーツは、フロリダ産に比べて甘味に欠ける。この南ア産グレープフルーツの糖度の低さを織り込んだ「オネストカード」を作成して、いかに売り上げを伸ばせるか。バイヤーの腕の見せ所だ。さらに「Everyday Low Price」、毎日が低価格。ナショナルブランド商品が2割、3割引は当たり前の「地域最安値」を実現している。そこには、意外な仕組みがあった。実は、その理由も店内の説明書きで客に知らせている。舞台裏をさらけ出すことで客の心を捉えているのだ。カメラは、低価格を実現する値決め交渉に密着した。

◎優良顧客を逃すな〜データ重視の知能派スーパー
山梨県を中心に展開する老舗スーパー「オギノ」は、FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)というポイントカードとレシートを利用して、優良顧客に照準を定めた販促や優待を行う戦略で成功をしている。特にレシートの購買商品データを徹底分析することで、売れ筋商品の開拓を行うのがオギノのプロファイリング・チームだ。秋の味覚、さんまを販売する際、大根おろし用に大根をさんまと並べて売ることが多いが、レシートを分析すると、大根おろし用のカットした大根ではなく、大根1本丸々買っていく客が圧倒的に多い。その訳を探っていくと、新たなマーケティング展開が見えてきた・・・。データをフル活用することで、より効果的な商品展開を行う、オギノのプロファイリング・チームに密着した。
(text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

ノイズなし
テレビ東京 53min 2007-09-18 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)

> DR-428にもあり



> 2013年2月のダビング依頼により特集DVD化した








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