玄関 / ライブラリ / 未整理映像ファイルメニュー / NHK総合: 「NHKスペシャル」-2004 /

 

 

●NHK SPECIAL 「トラック・列島3万キロ 時間を追う男たち」

日本経済の“血液”として、物流の9割を担ってきたトラック業界。いま時代の大きな変化の波にさらされている。
「時間指定」や「産地直送」など、企業や消費者から“より早く”“より安く”を求められる一方、相次ぐ事故の影
響により、大型トラックに対しては時速90kmのスピード制限装置着用が義務づけられた。「スピード」と「安全
」のはざまで、大型トラックのドライバーたちは、葛藤を続けている。睡眠時間をぎりぎりまで削り、到着時間を“
追う”男たち。故郷を何日も離れ、全国各地を転々とする男たち・・・。
 撮影チームは3月、トラック業界の現場を見つめるため、神奈川県にある長距離ドライバーのための休息施設“ト
ラックの港”で取材を開始した。そして、そこで54歳の一人の長距離ドライバーと出会い、トラックに同乗して取
材の旅へと出た。旅からかいま見えてきたのは、スピードや効率を求める一方で、大切なものを失い続ける現代の姿
だった。
 これは、日本列島3万kmを走りながら見つめた、トラックドライバーたちの記録である。
(text from NHK site)

NHK総合 50min 2004-07-18の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)
>>>録画できなかったはず





●NHK SPECIAL 「にっぽんの“ゴミ”大陸へ渡る」 〜中国式リサイクル錬金術〜

行き場を失っていた日本のゴミは、今、カネを生む資源として中国に大量に飲み込まれている。中国人バイヤーは、
磁石とライターを使って金属やプラスチックの材質を見分け、ゴミ山ごとに数百万円から数千万円という値を付け買
い取ってゆく。大陸に渡ったゴミは、群がった出稼ぎ労働者たちの手によって、見事に細かく解体・分類されてゆく
。最終的には自動車や衣類などへ姿を変え、製品の一部は日本をはじめ海外に輸出される。中国の資源不足と日本の
ゴミ問題を同時に解消する、国境を越えたリサイクルシステムの成立である。
 ところが、これは日本に思わぬ事態を引き起こした。ゴミ問題の切り札として築き上げてきた国内リサイクルが、
原料不足に陥り崩壊しようとしているのだ。さらに、世界中で大量に発生し始めた廃棄パソコンが闇ルートで中国に
渡り、環境問題を引き起こしている実態も明らかになった。国境を越えるリサイクルは、日本にとって福音となるの
か、それとも国内リサイクルを築いてゆく上での障害となるのか。海を渡って移動するゴミを追跡し、新たな局面に
入ったリサイクル社会の行方を探る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 50min 2004-07-25 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






●NHK SPECIAL 「エジプト 謎の古代王朝」 〜ピラミッドはなぜ消えたか〜

古代エジプトの象徴、ピラミッド。この巨大建造物の建設はなぜ中止されたのか・・・・。エジプト学の世界的権威・フ
ランス考古学研究所が今、この壮大な謎に挑んでいる。
 エジプトに興亡した31の王朝のうち、ピラミッドが盛んに造られた「ピラミッド時代」は、第3〜6王朝。第6
王朝の時に、ピラミッド建設は突然中止されてしまったのだ。いったい何故なのか?石材の不足、労働者の反乱、信
仰の変化、政治の混乱・・・・。古来より様々な説が語られてきたが、真相は闇の中だった。
 今回の発掘は、この第6王朝に的を絞った初の本格調査である。2002年に調査を開始した直後、手つかずの石
棺とミイラが続々と出土。そして去年末、遂に最高神官の墓を発見された。実際の宮廷政治を仕切った中心人物の墓
が見つかり、一気に事態が進展。謎の王朝の実体が明らかになれば、ピラミッド時代が終わった秘密を解く鍵につな
がると、世界の注目を集めている。
 番組では、息詰まる発見が連続する、世紀の発掘を完全密着ドキュメントしながら、ピラミッド時代が終わった謎
の第6王朝の詳細を解き明かす。悠久の歴史ロマンと知的好奇心を存分にかき立てる番組である。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体にノイズあり>
NHK総合 50min 2004-08-12 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0036






●NHK SPECIAL 「一兵卒の戦争」

今から60年前、中国・雲南省では日本軍と中国軍・米英軍との間で激烈な戦いが繰り広げられた。拉孟、騰越では
日本軍が玉砕している。いわゆる援蒋ルートの争奪戦である。
 雲南のもうひとつの激戦地・龍陵での戦いには、作家・古山高麗雄が一兵卒として送り込まれた。古山は戦後、自
らの戦争体験を亡くなるまで書き続けた。いったい、生き残った古山高麗雄がこだわり続けたものは何だったのか。
 降り注ぐ冷たい雨、飛び交う銃弾等々。一兵卒の感じた戦争を余すところなく描いた著作とともに、古山と同じ部
隊に所属した生き残りの元兵士たちの証言を交え、60年前に遭遇した戦争の記憶、一兵卒の思いを伝える。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 60min 2004-08-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0902






●NHK SPECIAL 「遺された声」 〜録音盤が語る太平洋戦争〜

太平洋戦争中、日本が支配したいわゆる「満州国」の国策会社・満州電電が放送したラジオ番組の録音盤2200枚
が中国・吉林省で発見された。国内には存在しないものが大半を占め、放送史の上でも貴重な発見である。中でも注
目されるのが、特攻隊員の遺言や開拓民のインタビューなど兵士・庶民の肉声である。
 散華の決意を述べ家族に別れを告げる声。酷寒の開拓地の悲惨な現実を押し隠し、新天地の夢を語る声。今はその
ほとんどが死者となった彼らの声は、60年余りの時を越えて、あの戦争とは何だったのかを私たちに問いかける。
 番組は、録音盤に声を残した人々の足取りをたどり、その家族を各地に取材する。戦争の時代、人々は何を信じ、
何をよりどころとして生き、そして死んでいったのか。「庶民」の視線から見つめる激動の時代の記録である。
(text from NHK site)

<受信障害により映像・音声全体に軽いノイズあり>
NHK総合 60min 2004-08-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0210






●NHK SPECIAL 「子どもたちの戦争」 〜戦時下を生きた市民の記録〜

終戦59年の今、国内の空襲などで被害を受けた市井の人々の被害を伝えていこうという動きが広がっている。こう
した人々の被害の実態については、未だに正確な犠牲者の数すら明らかになっていないが、国は今、全国の歴史資料
館に納められた資料や被害の記録を調査し始めた。
 同時に高齢化した被災者たちは「自分たちの遺言」との思いで、今次々と資料を納め始めている。その多くは60
〜70歳代、戦時下を子供として生き抜いた人たちである。空襲で家族全員を殺され出征していた父も戦死、唯一残
された父の手紙を納めた当時12歳の女性。戦死した父の顔も知らずに生まれ育ち、父の面影を従軍手帖の筆跡にた
どりつづけてきたという当時4歳の男性。戦時下を生きた「子供たち」は語る。
 「戦争中自分の命は自分のものではなく、国に捧げるものだと信じていた」「家族が死んでも涙が出ない人間にな
っていた」「死ぬことは何もこわくなかった」。今全国に戦争資料を納める一般戦災者の思いをたどる中で、戦時下
を子供として生きることは一人一人の人生に何を残すのかを見つめる。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 60min 2004-09-02(2004-08-15の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0418





●NHK SPECIAL 「難病告知」 〜患者と医師 1年の対話〜


運動神経が冒され、全身の筋肉が萎縮していく難病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)。発病後数年で手足が動かなく
なり、食べることも話すこともできなくなる。さらに呼吸の力も弱くなるので、患者は最終的に人工呼吸器をつけて
延命するか、延命のための処置を受けないか、決断を迫られる。
 こうした厳しい状況に追い込まれた患者を病名告知から最終決断まで徹底的にサポートする病院がある。仙台市に
ある西多賀(にしたが)病院。「主人公はあくまで患者。患者の生き方を手助けするのが医療のあるべき姿」との信
念から、神経難病の専門外来が設けられ、患者一人に一時間かけてじっくり診察を行う。そこでは、医師は患者の悩
みに耳を傾け、どんな医療処置があるのか選択肢を示し、患者とともに歩んでいく。
 「告知とは、病名を告げるだけでなく、患者が理解して初めて成り立つもの。病気の進行に合わせて繰り返し行う
ことが必要で、患者が納得して医療処置を選べるようになるまでのプロセス全体が告知」だという。
 番組では、ALS患者が絶望の状態から立ち直って病気を正しく理解し、納得のいく選択を行うまでの告知のプロ
セスを、1年にわたるドキュメントで描く。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 52min 2004-08-22 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0638





●NHK SPECIAL 21世紀・日本の課題 「避けられた死」 〜災害医療はどこまで進んだか〜

阪神・淡路大震災から来年で10年。NHKスペシャルでは9月1日の「防災の日」を前に、今、大地震に見舞われた場合、災害医療システムが十分機能するのか〜その現状を徹底検証する。今、災害医療の現場で「プリベンタブル・デス(避けられた死)」という言葉が注目を集めている。阪神・淡路大震災では、がれきの下から救い出され病院に運ばれたが、病院が本来の機能を失っていたため救うことができなかった人が少なくなかった。この「プリベンタブル・デス」の実態を示す資料がある。大阪大学医学部などの研究チームは震災でケガをして病院で治療を受けた6107人について、診療の記録をまとめた。死亡者は527人。そのうち10%以上が、十分な治療が受けられれば救えた可能性があった。そして、「重傷者をどう選別するのか」「機能している病院をどう探すのか」「患者をどう搬送するのか」など、災害医療の様々な課題が浮き彫りになってきた。
番組では、この膨大な診療の記録を軸に
・病院同士をつなぐ情報システムの設備
・ヘリコプター搬送の現状と課題など、「プリベンタブル・デス」をなくすための病院・自治体・国の取り組みを取材し、阪神大震災の教訓が災害医療の現場でどう生かされようとしているかを検証する。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体にノイズあり>
NHK総合 52min 2004-08-31(2004-08-29の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0382






●NHK SPECIAL 「情報聖戦」 〜アルカイダ 謎のメディア戦略〜

同時多発テロ事件から3年、「テロとの戦い」に全力を傾けるアメリカ。にもかかわらず国際テロ組織「アルカイダ
」が関与しているとみられるテロは今も世界中で頻発している。その背後に知られざるアルカイダの情報戦略があっ
た。今回、NHKの各地の取材から、その一端が見えてくる。
 アルカイダは、知られざる独自のメディア専門組織「アッサハブ(アラビア語で“雲”)」を設立、高度なCGと
映像加工技術を駆使し、プロパガンダビデオを次々と制作していた。ビデオCDやインターネットを通じて、この映
像が世界中のイスラム教徒の間で視聴されている。さらにアッサハブは進境著しい中東の衛星テレビ局をも巧みに利
用して、テロを正当化するメッセージを電波にものせている。こうした活動が、新たなテロにもつながっているとみ
られている。
 アメリカも巨額を投じて、アルカイダのプロパガンダへの対抗策を取り始めたが、今のところ大きな成果を収める
までには至っていない。
 番組は双方の情報戦の最前線を取材、今もとめどなく拡大するアルカイダの情報戦略の実態を浮き彫りにする。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体にノイズあり>?
NHK総合 52min 2004-09-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)







●NHK SPECIAL 「老化に挑む」

100歳のスキーヤー・三浦敬三さん、92歳の医師・日野原重明さんなど100歳近くになっても元気を失わない
スーパー老人の秘密に最新の科学で迫り、健やかに老いるための条件を2回シリーズで探る。


(1) あなたの脳はよみがえる ■--->G 0900

1回目のテーマは脳。100歳前後になってもなお、生き生きとした知的活動を保っている超高齢者たち。彼らは、
何故老いても脳の活動を保つことができるのだろうか。しかし、超高齢者の脳は、これまでほとんど研究されたこと
のない未知の領域だった。今、謎に包まれていた高齢者の脳の秘密に、最先端の脳科学が挑もうとしている。これま
で脳の神経細胞は、死ぬ一方で新生することはないと考えられていたが、最近の研究で、高齢になっても神経細胞は
新生すること、神経細胞の数自身は増えなくても神経細胞同士をつなぐネットワークは高齢になっても充実すること
、さらに老化で衰えてしまった脳もちょっとした心がけと工夫次第で、再びよみがえることがわかってきた。番組で
は、98歳で現役で施設の園長を務めるさん、102歳の今も5キロマラソンを完走している大宮良平さんなど、1
00歳前後の超高齢者の日常生活を取材。脳をいつまでも生き生きと保つための秘訣を探っていく。


(2) あなたの寿命はもっと延びる

2回目のテーマは寿命。人間はいったい何歳まで生きられるのか。現在までの世界最高齢の記録は、フランスの女性
、ジャンヌ・カルマンさんの122歳。限界まで寿命を全うし、健やかに生き続けるためには何が必要なのか。最新
の研究によって、老化のスピードを遅らせることで、寿命は延ばせることがわかってきた。老化のスピードを早めて
いるのは、身体の細胞の中でエネルギーが作り出されるときに生まれる“活性酸素”だ。日米の最先端の研究によっ
て、100歳近くになっても活動的な超高齢者たちは、実にうまく活性酸素をコントロールする生活を長年にわたっ
て送ってきたことが明らかになってきた。番組では、今も毎日激しいトレーニングを続けている今年100歳のスキ
ーヤー・三浦敬三さん、朝はジュースなどの飲み物だけ、昼はビスケット3枚に牛乳というカロリーを抑えた食生活
を心がけている92歳の現役医師・日野原重明さんなど超高齢者たちの日常を追いながら、健やかに老いるための秘
訣を解き明かしていく。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>??
NHK総合 52min 2004-09-18・19 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






●NHK SPECIAL 「世界最速への挑戦」 〜スーパー電気自動車誕生〜

時速300kmをはるかに越えるスピードで疾走する夢の自動車が誕生しようとしている。8つの車輪に組み込まれ
たモーターが640馬力のパワーを生みだす。一回充電すれば300km走れるというかつてない電気自動車だ。排
気ガスも出さず、消費する電力も原油換算でガソリン自動車の半分で済む。開発しているのは慶応大学教授の吉田博
一さんと清水浩さんだ。
 環境に優しいエコ・カーを社会に普及させようと、清水さんは25年にわたって電気自動車の研究・開発を進めて
きた。しかし、これまで電気自動車の普及は進まなかった。パワーとスピードでガソリン自動車に劣っていたからだ
。実は、電気自動車はガソリン・エンジン車よりも歴史が古く、1900年代初頭までは欧米では普通に町中を走り
、エンジン車の台数を上回っていた時期もあった。しかし、エンジンの性能が向上する一方、電気自動車は速さと馬
力、走行距離が伸びず、エンジン車に淘汰されていった。
 しかし、現在、モーターと電池の技術が飛躍的に向上し、性能的にもエンジン車を上回る電気自動車を作れるよう
になった。「速度とパワーでガソリン自動車を上回れば、人々も電気自動車を見直し、普及が進むだろう」。清水教
授は時速400kmをめざすスーパー電気自動車の製作にのめりこんだ。高性能電気自動車を可能にしているのは、
強力モーターやリチウム電池といった世界最先端の技術を持つ日本のメーカーの技術力だ。清水教授は、こうしたメ
ーカーの協力を得ながら、車の開発を進めてきた。果たして最高速度は何キロまで達成できるのか。世界の高性能ス
ポーツカーを相手に、スタートダッシュや安定性能で打ち勝つことができるのか。スーパー電気自動車作りにかける
慶應大学のスタッフと技術者たちの挑戦を1年にわたって追った。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>??
NHK総合 52min 2004-10-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






●NHK SPECIAL 「なぜ真相を伝えなかったか」 〜慈恵医大青戸病院・家族への報告書〜

 「病気を診ずして、病人を診よ」・・・明治時代に私立の医学校として創設された東京慈恵会医科大学。患者本位
の医療をうたい、優秀な医師を育てることでも定評があった。
 その付属病院の一つ、青戸病院で、経験がほとんどない未熟な医師3人が、内視鏡による前立腺がんの摘出手術を
行い、患者を死亡させたとして、去年の9月、業務上過失致死の疑いで逮捕された。
 国内では、内視鏡を使った前立腺の摘出手術が5年前から行われるようになり、患者の負担の少ない手術として注
目されているが、医師は高度な技術を求められる。
 手術の後、患者の家族は、密室の手術室で何があったのか、説明するように病院に求めた。しかし、病院が家族に
渡した2通の報告書には、次のように記されていた。「手術は非常に慎重に行われた」「技術上の問題点は見当たら
ない」
 病院はなぜ、事実を調べて家族に伝えなかったのか、病院の中でどのような議論が行われたのか。それを物語る数
々の内部文書やそれまで口を開かなかった関係者の証言を元に、病院という組織の中で、真実に蓋がされていく過程
を検証する。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>??
NHK総合 52min 2004-10-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






●NHK SPECIAL 「シリーズドキュメント 市町村大変革」

私たちが住む「まち」は、今、100年に一度という大変革のさなかにある。「市町村」の数は全国で3000。「
三位一体の改革」が進められる中、歳費削減を余儀なくされて自治体としての機能が果たせなくなる市町村が続出、
頼みの綱の「平成の大合併」も、ここへきて条件が折り合わず破談するケースが相次いでいる。こうした中、予算編
成や教育、住民サービスなどで、生き残りを賭けた改革を実施し、これまでの枠を越えた独自の行政を試みる市町村
が次々と現れ始めた。
 市町村の現場でいったい何が起きているのか。私たちの住む「まち」はこの先いったいどうなるのか。自治体の生
き残りをかけ、最前線で格闘する人々の姿を通して、2本シリーズで大変革の渦中にある市町村の現実を見つめる。


第1回 「特区をめぐる攻防」 〜国vs市町村・70日間の記録〜

生き残りをかけて真っ向から国の規制に挑む人々を通して、大きく変貌しようとする「市町村」の今を描く。「構造
改革特区」は、地域限定という条件付きながら規制緩和を進めることによって、地方に独自の行政を持ち込み、新し
い産業を興そうという制度だ。スタート1年半で全国の自治体からの提案はおよそ1500件。
 これまでコンビナート特区、どぶろく特区など、300を超えるユニークな特区が認定される一方で、数多くの提
案が斥けられてきた。霞ヶ関の各省庁が作り上げてきた規制の壁が、厚く立ちはだかっているからだ。
 昭和30年代に東京のベッドタウンとして急成長したものの、住民は高齢化し、税収の落ち込みに直面する埼玉県
草加市。巨大団地も老朽化し、学校の建替えを迫られながらも、一方で財政が危機的な状況を迎えている。市は、特
命担当理事・中村卓さんを中心に、法で定められた公共事業のしくみを洗い直すいわば「公共事業見直し特区」を提
案、国の規制と徹底抗戦する。
 高齢化と過疎化が急速に進む人口2200人の徳島県上勝町は、町の自主財源は1割程度しかなく、歳入のほとん
どを占める交付金や補助金も削減されはじめた。職員給与カットや新規公共事業凍結を打ち出す一方、ゴミ収集まで
とりやめ、徹底したリサイクルでしのいでいる。町づくり推進課・星場眞人課長は、洗濯に人の手助けが必要となっ
たお年寄り向けに町民が有料でクリーニングを代行する「洗濯特区」など、町の存続を賭けた特区提案を掲げて、国
に挑む。はたして2つの自治体の挑戦は実を結ぶのか。
 構造改革特区をきっかけに、明治以来続いてきた「全国一律」行政が根底から変わり始めている。番組では特区に
生き残りをかける草加市と上勝町を密着取材し、地方対国の本音のぶつかりあいを描いていく。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 52min 2004-10-31 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) ---> おそらくA

> 2016-03、ダビング依頼により全HDD,CDRを調べたが見つからず。






●NHK SPECIAL 「シリーズドキュメント 市町村大変革」

第2回 「町は合併に揺れた」

国が推し進める「平成の大合併」。その背景には国と地方、合わせて700兆円と言われる“借金づけ”の財政危機が
ある。大阪南泉州にカメラをすえ、様々な思惑が交錯する市町村合併の現場から、生き残りを賭けて模索する地域の
姿を見つめる。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり/エンドタイトル部は切れている>
NHK総合 52min 2004-11-07 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)







●NHK SPECIAL 「不信の連鎖 水俣病は終わらない」

10月15日、最高裁判所は、水俣病の被害拡大を防がなかった行政の責任を厳しく指摘、国と熊本県に損害賠償を
命じる判決を下した。判決後、水俣市やその周辺の町村では、まだ救済されていない患者が次々に声を上げ、新たな
認定申請を行っている。判決をきっかけに、水俣病問題は再び動き始めた。
 最高裁判決でようやく水俣病患者と認められた関西訴訟の原告たちは、いま国に対し、すべての被害者を認定し救
済するよう求めている。しかし、環境省は認定基準の見直しを拒否。95年の政治決着で補償問題は決着したとし、
新たな救済は行わない方針を表明している。
 判決が認めた行政の責任とは何か?国はなぜ認定基準を変えようとしないのか?
95年の政治決着とは何だったのか? そしてなぜ水俣病問題は「解決」しないのか?
 水俣病の公式発見から48年。番組は、裁判で明らかになった様々な事実を基に、水俣病の発生から現在までおよ
そ半世紀にわたる歴史を改めて検証する。そして、日本の行政システムがはらむ構造的な問題を浮かび上がらせ、「
終わらない水俣病問題」の本質に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 52min 2004-12-12 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●NHK SPECIAL 「イラク 最前線で何が起きていたか」

占領下のイラク、そして主権移譲後のイラクの最前線で一体何が起きていたのか。異なる角度から取材した2本のド
キュメンタリーを放送します。

◎「イラク駐留 アメリカ州兵部隊」

去年10月、アメリカ南部アーカンソー州で暮らす市民4千人余りに、突然イラクへの派遣を命ずる”招集令状”が
届いた。出動を命じられたのは、いずれも「州兵」に登録していた市民たち。州兵は普段は一般市民として暮らしな
がら、洪水などの災害時に活躍する。米軍のイラク駐留が長引く中、米国防総省は駐留する兵士の交代要員として、
4万人を州兵で充当する方針を決めたのだ。
 人口8千人の農村の町、クラークスビルでも、州兵に登録していた57名全員のイラク派遣が決まった。七面鳥を
飼育する農家の主、教会の牧師など、重要な働き手が町を離れた。州兵たちは約半年間の国内訓練を経て、この3月
、バグダッドへと向かった。
 突然送り込まれたバグダッドの最前線で、彼らはどのような現実に直面し、それをどう受け止めようとするのか。
アーカンソー州兵部隊の出発からイラク駐留まで300日間を密着取材。アメリカ軍兵士の実態を伝える。


◎「支局はこうして閉鎖された」 〜アルジャジーラとアメリカ〜

イラクで武装勢力に対する大規模な掃討作戦を続けるアメリカ。ファルージャからは、激しい戦闘を戦う米兵の姿が
連日、欧米のメディアによって伝えられた。一方でイラク市民の被害はほとんど伝えられることはない。イラク報道
の最前線に立ってきた中東のテレビ局アルジャジーラ・バグダッド支局が閉鎖されているためである。
 今年4月には米軍の軍事作戦下のファルージャから独占中継を行い、市民の犠牲を生々しい映像で伝えたアルジャ
ジーラ。そうしたことを可能にしてきたのはバグダッド支局が抱える100人を越えるイラク人記者の存在であり、
イラク情勢をアラブ側の目線で報道するという方針が、市民から支持を得てきたためである。
 しかしアメリカからは常に「アルジャジーラの報道は一方的で、米軍が無実の市民を無差別に殺しているという嘘
を流し続けている」という批判を浴びてきた。そしてイラク暫定政府は8月、支局の強制閉鎖に踏み切り、再開のめ
どはたっていない。
 番組では、アルジャジーラ・バグダッド支局とアメリカ双方の証言によって、アメリカが<テロとの戦い>を繰り
広げるイラクでいったい何が起きているか改めて浮き彫りにする。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK総合 107min 2004-12-18 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->B (mpeg1)







−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●NHK SPECIAL データマップ 63億人の地図 第6回 「失業率回復への道」

様々な統計データをもとに作られた地図「データマップ」を手がかりに、世界の今を見つめるシリーズ。6回目のテ
ーマは、「失業率」。
世界の失業率の地図を見つめると、先進国の雇用の場がグローバル化の中で、より賃金の安い東欧、中国、インドな
どに移転し続けている事が分かる。
 アメリカでは、これまで聖域と考えられてきたホワイトカラーの仕事までもが、海外に移転し始めた。プログラマ
ーや金融アナリストなどの仕事が、インドなどへ業務委託されるようになり、全米の労働者の1割、1400万人の
ホワイトカラーの雇用が喪失するといわれている。
一方、正社員としての完全雇用を目指し、失業率を改善させた国もある。スウェーデンである。「失業は人間の尊
厳を損なう」との考え方のもと、失業者に対しては手厚い失業保険、充実した職業訓練を行い、失業者ゼロを目指し
ている。その財源は年金の減額と増税。徹底した失業者の再教育で成果を上げている。そして日本にも、長引く不況
の中、企業を誘致し、失業率を回復させ、高校生の就職率100パーセントという町がある。岩手県北上市である。
 より安い賃金の国へ、雇用がとめどなく流出する今、失業率の回復には何が大切か、データマップから、その手が
かりを探っていく。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 50min 2004-07-03(の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






●NHK SPECIAL データマップ 63億人の地図 第7回 「出生率」 〜女と男・支えあう未来へ〜

様々な統計データをもとに作られた地図「データマップ」を手がかりに、世界の今を見つめるシリーズ。7回目は、
出生率の地図から、女性と男性、そして家族のあり方を見つめていく。

先進国の出生率が下がり続けている。出生率とは、女性が生涯に生む子どもの数の平均値で、「2」を切ると人口は
いずれ減っていく。今年日本は、1.29と過去最低を更新した。実は、全ての先進国が出生率を下げているのでは
ない。過去20年で見ると、世界で最も伸びているのは、先進国のデンマークである。そこでデンマークを調べると
、意外なデータと次々に出会うことになった。意外にも、デンマークは世界で女性が最も働いている国のひとつだっ
たのである。男女の所得を比べても、女性は男性の7割以上と世界一接近している。ではなぜ、働く女性たちが子ど
もを産み育てられるのか。デンマークは1960年代、経済成長と共に生じた労働力不足を補おうと、国を挙げて女
性の社会進出に取り組み、保育施設の充実や男性の育児参加を促してきた。その結果、女性の多くは納税者となり、
高福祉高負担の国作りを支えたのである。デンマークは、また世界で最も「生活の満足度」の高い国である。短い労
働時間、低い教育費、進む男性の育児への参加。つまり、女性の働きやすい男女平等の社会を作り出した結果、出生
率が上がったのである。一方、先進国で最も出生率が低いのは韓国の1.19。先進国で最も重い教育費の負担、保
育施設の不足や男性の育児参加が進まないことなど、日本と同じような原因が指摘されている。番組では、出生率の
地図から、女性と男性が、共に支えあい、生き生きと生きられる社会のあり方を考えていく。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 50min 2004-09-26(の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






●NHK SPECIAL データマップ 63億人の地図 第8回 「中国 豊かさへの模索」

様々な統計データをもとに作られた地図“データマップ”を手がかりに、世界の今を見つめるシリーズ。
8回目のテーマは「中国」。

年9%を超える経済成長を続ける中国。しかし、データマップを詳しくみると、豊かさの陰で拡がる「格差」が浮か
び上がってくる。1人あたりのGDPで見ると、沿岸部の豊かな地域と内陸部では、実に50倍以上もの格差があるのだ。
上海では、改革開放以降、急激に豊かになった私営企業家などが「富人区」と呼ばれる高級住宅地に住み、子供たち
を最高の教育設備を備えた「貴族学校」に通わせている。
一方、内陸部の農村では飲み水にも不足する中、わずかな教科書代さえ払えないために、大勢の子供たちが学校に通
えないままだ。
中国の学者からも、「格差は、いま臨界点に達している」と警告する声が上がっている。
「豊かになれるものから、豊かになれ」と驚異的な成長を続けてきた中国。
データマップをもとに、そのアキレス腱とも言える「格差」に焦点を当てながら、本当の豊かさを模索する中国の人
々の姿を見つめる。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 50min 2004-10-24 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●NHK SPECIAL データマップ 63億人の地図 第9回 「いのちの地球へ」 〜野生生物からのメッセージ〜

「データマップ」を道標に、世界の今を見つめるシリーズ。最終回は、絶滅の危機に立つ動植物、絶滅危惧種のいの
ちを見つめる。今、地球上で絶滅の危機にあるのは、1万5千種余り。その数は、この1年で3千種も増えている。人
間に近い哺乳類では、ライオン、トラ、パンダ、ゾウ、ゴリラ、オラウータンなど、動物園の人気者のほとんどが、
今、存亡の危機にある。世界で最も哺乳類の絶滅危惧種が多いのは、インドネシア。スマトラ島の森では、農民がゾ
ウを殺害する事件が相次いでいる。なぜ農民がゾウを殺すのか。その背景には90年代に入って生産高が急増したパー
ム油という植物油がある。この油は、主に加工食品、外食産業などに使われる値段の安い植物油で、日本を含め世界
で消費量が急増。ゾウの暮らす森は、パーム油の原料である油ヤシ畑に変わり、飢えたゾウが畑を荒らすようになっ
て、人間と衝突し始めたのである。 また、日本の絶滅危惧種は、動物だけで668種。イリオモテヤマネコ、シマフク
ロウなどの希少な種から、これまではどこにでもいると思われていたドジョウ、メダカまでが絶滅に危機に追いやら
れている。一方、世界では追いつめられている絶滅危惧種の環境を再生しようとする動きも出てきている。アメリカ
、フロリダ州のエバーグレーズという世界有数の湿地帯では、総予算1兆円、30年の歳月をかけての湿地の再生工事
が進められている。絶滅危惧種・フロリダパンサーの保護がその目的の一つである。 「データマップ」をもとに、世
界の絶滅危惧種を訪ね、人間と野生生物の共生を求める時、何が大切なのかを考えていく。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 50min 2004-11-30(2004-11-28の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)









ページ先頭へ