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●ETV特集 「阪神大震災5年 あの朝からの心のゆくえ」(3)− 家族と地域を支えて −

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NHK教育 45min 2005-01-15 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)









●ETV特集 「これからの科学、これからの社会」 〜京都賞受賞者のメッセージ〜

コンピューターのアラン・ケイ、言語学のチョムスキー、人工知能のマッカーシー、音楽家のメシアン、哲学者のカール・ポパー、映画監督アンジェイ・ワイダ。『京都賞』20年間の受賞者は、みな現代を代表する“知の巨人”たちである。京都賞は、ノーベル賞が“独創性”すなわち最初に新分野を切り開いた人に贈られるのとは異なり、“人類への貢献”すなわち社会に大きく役立った人に贈られる賞である。しかも「科学」「技術」のみならず、「思想芸術」の分野で貢献した人々にも贈られる。これまでの京都賞受賞者は、コンピューター・サイエンス、遺伝子工学、EU統合など、世界のあり方すら変えるほどの、偉大な貢献を人類へ成してきた人たち。すなわち科学・技術で社会を変え、思想芸術によって体制や制度を変革してきた、20世紀後半の『大変革の時代』をデザインした人たちである。それゆえ、京都賞受賞者は、現代社会を映し出す鏡ということができる。番組では、歴代の京都賞受賞者中から選んだ6名へのインタビューによって、現代とはどんな時代なのか、そして、21世紀の課題と未来への展望を語る。

<主な出演者>
◎ワルター・ヤコブ・ゲーリング
(第16回 2000年 スイス・バーゼル大 発生生物学者)
あらゆる生き物の「すがた・形」の形成つかさどる遺伝子「ホメオボックス」を発見。そのメカニズムを遺伝子レベルで解明した。

◎アラン・ケイ
(第20回 2004年 アメリカ・コンピューター科学者)
パーソナル・コンピューターの概念の創出し、その原型のマシン『アルト』を作り上げた。

◎林忠四郎
(第11回 1995年 京都大学名誉教授 宇宙物理学者)
宇宙における起源を数値計算から体系化した。また地球などの太陽系の惑星は星くずが集って出来たという京都モデルを確立した。

◎ジェーン・グドール
(第6回 1990年 イギリス・ゴンベ・ストリーム研究センター 霊長類学者)
アフリカでの野生チンパンジーの研究から、人間以外の生き物も、道具を使い感情があるということを実証した。

◎ノーム・チョムスキー
(第4回 1988年 アメリカ・マサチューセッツ工科大学 言語学者)
文化や人種に関わらず、人間の言語のなかには普遍的な構造があり、これは人間が生まれながらにして持っているという『生成文法論』を構築した。

◎アンジェイ・ワイダ
(第3回 1987年 ポーランド 映画監督)
映画というメディアで、自由精神と人間の尊厳を訴え、社会変革につなげた。
(text from NHK site)

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NHK教育 90min 2005-01-29 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->B (mpeg1)






●ETV特集 「あなたの日本語磨いていますか」

今、私たちが、話し、思考し、聞き、書く、日本語が大きな危機にあると、言葉のプロたちは危ぐする。 「言葉」を知らない若者が増え、「敬語」の使われる機会が減り、また携帯電話のメールでの会話など「見る言葉」が「聞く言葉」を圧倒し、人と人とがじかに言葉を交わすコミュニケーションの能力を失わせているのではないか、との指摘もある。言葉が本来の力を失うことは、それによって生活する人間を不安定にし、社会の中で人間が孤立していくプロセスだという。番組では、言葉のプロたちの対談をベースに、「日本語」の現状をさまざまな角度から見直し、また「日本語」が本来持っている「力と美しさ」を再認識していく。

美輪明宏×島田雅彦/多和田葉子×伊藤比呂美/平田オリザ×福原義春

(text from NHK site)

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NHK教育 90min 2005-03-05 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->B (mpeg1)





●ETV特集 「遺された声」 〜ラジオが伝えた太平洋戦争〜

中国吉林省档案館で太平洋戦争中、NHKや満州電信電話株式会社が長春(旧・新京)で放送したラジオ番組の録音盤2200枚が初めて公開された。真珠湾攻撃の戦果を時々刻々伝える放送に始まり、香港、シンガポール陥落の実況中継など、詳細な戦争報道が記録されている。また、旧満州独自の放送として皇帝溥儀の儀式中継、満映理事長・甘粕正彦らの講話、さらには満蒙開拓団や産業戦士、特攻隊員など庶民の貴重なインタビューも含まれている。これ程まとまった戦時中のラジオ放送の録音盤は日本にはもはや残されておらず、日本の放送史の記録として貴重な発見である。番組では森繁久弥氏ら当時の放送関係者の声も取材。特攻隊員や開拓移民など録音盤に登場する人々を追跡し、ラジオが戦争の時代、旧満州,中国東北地方でどのような報道を行い、それが何をもたらしたのかを明らかにする。
(text from NHK site)

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NHK教育 90min 2005-03-19 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->B (mpeg1)





●ETV特集 「キム・デジュン 大統領時代を語る」

日韓国交正常化40周年を迎え、キム・デジュン前大統領が退任後1年の沈黙をやぶって、青瓦台の5年間と朝鮮半島の未来について時間をかけて語った。キム・デジュン政権の5年は「朝鮮戦争以来の国難」とされた国家経済破綻の危機で幕を開ける。これをいかに克服し「奇跡のV字回復」を成し遂げたのか。2000年6月、初の南北首脳会談を実現させた秘密交渉の経緯、そしてキム・ジョンイル総書記とひざを突き合わせて話し、確信した対北朝鮮政策のあるべき姿とは…。さらに今、隣国日本に望むことは…。番組は、キム・デジュン政権の政治の舞台裏を、本人のロング・インタビューを軸に構成。2005年5月に大統領退任後初めて来日、東京大学で行われた国際シンポジウムで行った講演と日本の若者の質問に答えた発言も紹介する。9・11後の世界や朝鮮半島の平和について具体的な提言を聞く。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>??
NHK教育 90min 2005-06-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●ETV特集 「ネット自殺を追う」 〜フリーライター渋井哲也・友の死を見つめて〜

年間自殺者数が3万人を越える異常事態が続くなか、若年層の間で、ネットを媒介にした集団自殺の続発という新たな状況が発生している。今年1月から4月までの間に起こった、いわゆる「ネット自殺」は22件。59人が亡くなり、既に去年1年間の死亡者数55人を上回った。若者の心とインターネットの関わりを取材しているフリーライター・渋井哲也さんは、取材を通じて知り合った友人を、去年、ネット自殺で失った。直前に計画を知った渋井さんは、何とかして自殺をとめようとするが、失敗に終わってしまう。渋井さんは、思いとどまらせる方法はなかったのかと今も考え続けている。番組では、渋井さんが、去年の事件を出発点に、いわゆる「自殺関連サイト」にアクセスする人々や、悩みながら運営を続けるサイトの管理人などをあらためて取材。ネットの中で「生きづらさ」を吐き出す若者たちとどう向き合っていくべきなのかを探る。
(text from NHK site)

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NHK教育 90min 2005-07-30 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G (mpeg1)





●ETV特集 「零戦ニ欠陥アリ」 〜設計者たちの記録〜

日本海軍最強の戦闘機として、無敵とまで形容され、伝説のベールに包まれてきた「ゼロ戦」(零式艦上戦闘機)。その実像に迫る機密資料が、一昨年亡くなった三菱重工の元設計副主任・曽根嘉年の遺品の中に残されていた。その機密資料とは、焼却命令に反して曽根が残していた業務日誌や膨大な設計メモ、そして海軍との交渉議事録などファイル17冊。そこには、防御力の欠如、急降下能力の不足、大量生産に不向きな複雑な構造など、“名機”とうたわれたゼロ戦の隠された欠陥が指摘されていた。しかし、海軍上層部は、こうした事実を隠ぺいし、積極的に改良することはなかった。曽根らゼロ戦技術者たちが特に問題にしたのは、真珠湾攻撃で名声を得たゼロ戦21型を改良して登場した後継機32型。戦局打開の切り札として前線に投入された新型ゼロ戦は、燃料タンクの容量が満載状態で75リットルも少なく、航続距離が逆に1000キロも短くなっていた。この欠陥が昭和17年、ガダルカナルの攻防戦で、大きな問題を生む。ラバウルの海軍基地からガダルカナルまで32型が飛ぶことができず、従来の21型を投入せざるを得なかったのである。しかも、前線から「欠陥機」とする報告を受けながら、海軍は有効な対策を講じなかった。欠陥を無視し戦局を甘く見積もっていた海軍の組織的問題が見え隠れする。戦後60年を迎えた今年、新たに発見された史料を航空力学の専門家・鈴木真二東大教授、作家の柳田邦男さんが読み解く。パールハーバーから特攻まで、太平洋戦争での”ゼロ戦”の盛衰を通して、「失敗」にしんしに学ばなかった日本の姿を見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 90min 2005-08-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G (mpeg1)





●ETV特集 「“まち”に帰った障害者」 〜宮城・施設解体の1年〜

先進国で唯一、“施設”で暮らす知的障害者が増え続けている日本。「まちで暮らしたい」という障害者本人の声は長く封印されてきた。そのなかで宮城県は去年、県内すべての施設入所者を順次、地域社会へと送り出す「施設解体宣言」を発表。関係者に衝撃を与えた。県内最大の施設、宮城県船形コロニーではすでに150人近くが地域に移り住んだ。去年6月には、比較的重度の障害者5人が仙台市内にある住宅地の一軒家、“グループホーム”で共同生活を始めた。食事や近所づきあいは福祉法人が派遣したスタッフがサポートしている。はじめは戸惑い気味だった5人だが、日を追うごとに変化が出てきた。自閉傾向がある人がみんなの分のコーヒーを入れるようになったり、無表情だった人が好きな歌を口ずさんだりするようになったのだ。また、町内の清掃に参加するなど地道な活動を続けた結果、地域の人たちの協力も得られるようになってきた。しかし、知的障害者が地域で暮らしていくのは容易ではない。就労が難しい重度障害者が昼間何をして過ごすか、地域での支援体制、万一のけがや病気の際の備えなど、いくつもの高いハードルが待ち受けている。受け皿となる民間の福祉法人は、この難局をどう乗り越えていくのか? 誰もが地域でともに暮らせる社会は可能なのか? この壮大な実験の成否は21世紀の日本を占う試金石である。番組では、施設を出てまちのグループホームに移り住んだ重度の知的障害者を1年にわたり取材。日本の地域福祉の現状と課題を浮き彫りにする。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 90min 2005-09-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G (mpeg1)





●ETV特集 第2部 「北朝鮮に送られたシベリア抑留者たち」

 今年、ロシア国立軍事アーカイブから、日本政府に、シベリアから北朝鮮に移送された抑留者27,755人の名簿が渡された。ロシアが抑留者の名簿を公開するのは、1991年ゴルバチョフ訪日の際に渡された38,000人の名簿以来14年ぶりのことだ。この名簿によって、シベリア抑留者の一部が北朝鮮に移送させられていた事実が初めて明らかになった。さらに軍事アーカイブからはスターリンの北朝鮮への移送命令書が発見された。それによれば、スターリンは1946年4月「病弱になった抑留者を選別し、5月25日から8月20日の間に北朝鮮へ移送するように」と命じていた。当時、ソ連は、極東開発、特に第2シベリア鉄道の建設に労働力が必要となり、屈強な抑留者をバイカル湖付近に集めていた。その際、収容所ごとに病弱者のみを選別し、北朝鮮へ移送しようとしたのだ。北朝鮮に送られた抑留者には過酷な運命が待ち受けていた。今まで一度もその体験を話すことはなかった北朝鮮からの帰還者たちも名簿公開を機に、初めて厳しい体験を語り始めた。中川清さんによれば、ピョンヤン郊外のサムハプニ収容所では、強制労働に従事する中で、6,000人のうち1,000人が死亡、コレラで一度に300人が亡くなったこともあったという。また、橋詰正雄さんがいたチョンジン収容所では、日本人は屋外に寝かされ毎日10人以上が死んでいったという。「私たちは満州で捨てられ、ソビエトに捨てられ、二度にわたって捨てられた。あまりに過酷な生活で家族にも語ったことはなかった。北朝鮮には、今も亡くなった仲間たちの遺骨が多く眠っているが、墓参のすべもないことが心痛い」と橋本さんは語る。厚労省によれば、シベリア抑留者57万5千人にうち帰国した人は47万3千人、現地での死亡5万5千人で、残る4万7千人が消息不明だった。今回明らかになった北朝鮮へ移送された2万7千人はその消息不明者たちと推測されている。さらに、北朝鮮からの日本への帰還者は47年末までに大体終了したとされているが、その時1263人の抑留者が現地に残ったとされている。その消息はいまだ不明である。番組では、今回初めてロシアのアーカイブから公開される北朝鮮移送関連文書や、抑留者たちが語る北朝鮮での抑留の詳細から戦後60年間、謎とされていた抑留者の北朝鮮移送の真相に迫る。
(text from NHK site)

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NHK教育 90min 2005-10-22 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●ETV特集・選 「菅原文太 長ぐつの旅」 〜もう一つの日本は可能か〜

俳優の菅原文太さんは、現在、岐阜県高山市に暮らす。何事も東京中心で、目先の利益や便利さを追い求める現代日本に疑問を持ち、5年前、山深いこの地に定住を決めた。便利さや目先の利益を追わない「もう一つの日本」を築く必要があるのではないか。番組では、そのヒントを求め、日本各地を旅する。青森県むつ市。戦後、イカ釣りの大型漁船が停泊出来る巨大な漁港を造り、自然の磯場が失われていった。住民たちは、量を追い求めたことを反省し、行政も巻き込んで、昔ながらの磯場を復元させた。山口県防府市。担い手が無く荒れ果てた棚田や山林を、たった一人で再生する取り組みがある。パートナーは牛。棚田や山に放牧し雑草を食べさせ、下草狩りの手間を省く。ふんは土地を肥よくにし、更に、歩き回る牛は元気になり長生きし、子供をよく産む。秋田県上小阿仁村。林業が低迷し過疎が進む中で、合併を拒否し自立を貫く。村民同士の結びつきが強く、協力し合い農業や養鶏に取り組む。また利益を生まない森林も、次世代に受け継ぐために共同で手入れしている。 ゲスト:内橋克人さん(経済評論家)/中村彰彦さん(作家)

(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 90min 2005-11-12(2005-06-18の再放送)
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●ETV特集 「我が故郷はサイパン」 〜玉砕戦を生き抜いた子どもたち〜

太平洋戦争の激戦地・サイパン。1914年日本軍が占領して以来、日本人が移住し、最盛期には2万8千人の日本人が生活し、玉砕したといわれた島である。しかし実は1万3千人の民間人が生き残り、その半数は20歳以下の子どもたちであった。玉砕戦に巻き込まれた子どもたちは、戦前・戦中・戦後どのような人生を送ったのか。戦前、サイパンは「楽園」だった。サトウキビ栽培で栄える島で豊かな生活を送ろうと、移住した民間人の7割は沖縄出身。沖縄で芋ばかり食べていた子どもたちが米や果物を食べられるようになった。小学校や実業学校、女学校が作られ、子どもたちは楽園を故郷として育っていった。戦争中、サイパンは「地獄」となった。1944年6月米軍上陸。投降を呼びかける米軍に対して、「捕虜になるより死を選べ」という教育が徹底されていた日本人は次々と自決していく。しかしその中で奇跡的に、あるいは家族の意思で生き残った子どもたちがいた。そして戦後、生まれ故郷と家族を失った子どもたちは、安住の土地を探し続けた。生活のため親を殺したアメリカに渡る人々。戦後60年のいまになってサイパンで生き別れた妹の行方を捜す人。ハワイで暮らしながら日本国籍を捨てられない人、そして修道女になってサイパンのために働く人・・・。サイパン戦の生存者が初めて語るインタビューをもとに、作家・重松清氏とノンフィクションライター野村進氏が「サイパンと日本人」について徹底的に語り合う。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 90min 2005-11-19 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0981





●ETV特集 「心はどこにあるのか」 〜脳科学者・川島隆太の挑戦〜

認知症の患者の脳機能が、文章の音読、簡単な計算を毎日短時間続けることでよみがえるケースが全国で報告されている。脳科学者、川島隆太氏(東北大学未来科学技術共同研究センター教授、46歳)が全国の老人施設と協力して始めた取り組みの結果である。2001年から福岡の老人施設で始まった認知症の高齢者が音読や計算を続ける取り組み。ここで用いられたちほう症高齢者の生活の質を学習を通じて高める療法は著しい効果をあげ、川島氏と共に「脳機能低下予防プロジェクト」に取り組む自治体が全国に広がっている。その内容は、文章の音読、簡単な計算の繰り返しによって、脳機能、特に創造力をつかさどる前頭前野を活性化する。やがて、人格までに変化が現れ、介護職員とのコミュニケーションが復活するなど、脳と心がよみがえる例が報告されている。この方法論を開発する元となったのが、脳のどの部分にどの機能があるのかを調べる「ブレインマッピング」研究だ。人間の脳の働きをリアルタイムで観察する装置光トポグラフィーとfMRIを使って、どんな活動が脳のどの分野をどれくらい活性化するかを細かく調べたのだ。その結果、脳は、複雑な問題より簡単な計算、黙読より音読で、多くの部分、特に前頭前野が活性化することがわかった。川島さんは、この研究から「脳は鍛えることができる」という仮説をたてた。そして始めたのが「脳の健康プロジェクト」なのだ。子どもに対しても、尾道の小学校や長崎の中学校などで、音読や計算の実施が始まっている。その結果、脳機能だけでなく態度や性格までも変化があらわれる例が出ている。川島氏は、子どもの脳と心についての研究にも本腰を入れ始めた。番組では、さまざまな実験を入れながら、川島さんの現在の研究と取り組みからみえてくる、現代人の脳と心の問題にせまっていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 90min 2005-11-26 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0662





●ETV特集 「山田風太郎が見た日本」 〜未公開日記が語る戦後60年〜

忍法帖シリーズで知られる小説家・山田風太郎の日記が発見された。1950年から1993年に至る43年間の日記である。すでに「戦中派不戦日記」等が刊行されているが、今回発見された日記はその後の未公開のもの。特徴的なのは、廃虚から復興を遂げてゆく日本を見据えるしんらつな眼であり、戦後数十年を経ても消えぬ戦争へのこだわりである。流行作家となってからも、「ある意志を持って」戦史を読み続け、その数は1000冊を超えた。そして、「勝てるかも知れぬと思い込んで」戦争を始めた人々の責任を厳しく問い続けるのである。山田風太郎は、戦後の日本をどのような想いで見つめたのだろうか。原体験の戦争が、その後どのような影響を及ぼしたのだろうか。番組では60年安保、三島自決、浅間山荘事件、オイルショックなど戦後史の大事件に対する風太郎の独自の批評を紹介。妻と二人の子どもへの細々とした愛情をつづった作家の人間像を明らかにする。自らを「傍観者」と規定した山田風太郎が見つめた戦後日本を描く。  朗読・出演:三国連太郎、語り:広瀬修子
(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK教育 90min 2005-12-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●ETV特集 「里山はうまいコメを育む」 〜山形県高畠町の1年〜

米の自由化で日本の農家はこれまでにない不安を抱えている。そうした中、値段が高くても売れる安全でおいしい米づくりに将来を賭けた農民たちがいる。全国米食味分析鑑定コンクールで3年連続金賞に選ばれた山形県高畠町の上和田有機米生産組合の農民たちである。日本一うまい米はどのようにして作られるのか。山形県高畠町では、農民詩人・星寛治を中心に「完全無農薬米」作りに取り組んできた。この村の農業を20年ほど前に2年間かけて記録した未公開の16ミリフィルムがある。そこには農薬の空中散布を阻止し、里山の環境を守った農民たちの闘いが記録されている。その闘いの中から、農薬を減らし地域ぐるみでうまい米を作ろうとする農民グループが生れていったのである。番組では、グループの中でも実力者の若き篤農家・遠藤五一さんの独自の米作りのプロセスを一年にわたって追いながら、四季折々の美しい里山の自然の中でうまい米が生まれていく秘密を解き明かす。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 90min 2005-12-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0128








 

 

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