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●情熱大陸 「フードフォトグラファー・石丸直人」

“フード”が躍動する究極のシズル写真 必ず目に留まる“食”の撮り方とは-
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その写真を、きっと多くの人が目にしているだろう。高級チョコレートのGODIVAやマクドナルド、ドミノピザやレディーボーデン。フードフォトグラファー石丸の作品は「音が聴こえる」「食べ物が動いて見える」「舌触りを感じる」という"美味しい"評価を受けている。大阪を拠点に全国を飛び回る石丸に、依頼はアジアやフランスからもやって来る。かつては写真スタジオに勤務し、洋服やインテリアなど通販の切り抜き写真を撮っていた。フードフォトグラファーの道に入ったきっかけは、独立後あるパティシエから洋菓子の撮影を依頼されたことだった。「写真は綺麗に撮れてるけど、全然おいしそうに見えない」パティシエに言われた言葉の意味が分からずに迷走。その時、本屋で手に取ったのがフレンチの巨匠・ピエール・ガニエール氏の料理の写真集だった。最初にめくったページで心臓を射抜かれる。まさにアートだった。そんな写真を撮りたくてフードフォトの道へ。無味無臭・無感触の平面に、どうやって“五感を刺激する”エレメントを注ぎ込むか...。今回、石丸はフレンチシェフの依頼でコースメニューの撮影に臨んだ。シェフは「僕の料理を撮った写真は、僕の作品なのか石丸さんの作品なのか。石丸さんの作品だと言われたら、僕の負けなんで」と意気込む。出来上がった写真を前にシェフは思わずつぶやいていた。「僕と石丸さん二人の作品だ」シェフをそう言わしめた写真とはー。また冷凍食品の専門店からは「一つ一つが手作りである冷凍食品」のキービジュアルを作ってほしいと依頼された。「冷凍食品は"冷たい"んだけど、"あったかい"家庭の食卓を作るもの、というイメージで写真を撮って欲しい」冷凍食品の商品写真は、解凍後の料理を撮ることが圧倒的に多い。ところが石丸は、あえて凍ったまま撮り始めた。その仕上がりに依頼主も息を呑む。奇しくも石丸は、あのガニエール氏の料理も撮影することになった。フレンチの巨匠を前にした緊迫の撮影。石丸が背景に選んだのは黒布一枚だった。『自分の表現』は必要ない。『料理そのものの輝き』を写し取るために。料理写真の常識を変え続ける男の、タフでエネルギッシュな姿を追った。

プロフィール◎1978年生まれ、広島育ち。写真スタジオ勤務を経て独立。現在、フードフォトグラファーとして大阪を拠点に、世界中から広告などの撮影依頼を受ける。撮影のみならず、スタイリングからアートディレクションまで石丸自ら行い、今やフード写真を超えた“アート作品”としても注目されている。毎年フランスで開催される「サロン・デュ・ショコラ・パリ」では2012年、日本で初めて公式ガイドブックの表紙を飾り、2017年には世界の写真のコンペディション「FINE ART PHOTOGRAPHY AWRD」で入選。同年にパリで写真展を開くなど国内外で活動する。日課はコーヒーを淹れること。自分が淹れたコーヒーで、撮影前のコンディションをはかると言う。密着取材中、コーヒーを淹れる姿を撮影取材していると「豆がふくらむこの瞬間、これを撮って。一番おいしそうに見えるから」と言い、自分よりもフード推しの46歳。
(original text from MBS site)

毎日放送 30min 2024-03-24 Air check by Panasonic DIGA DMR-BCT1060 Stereo





●情熱大陸 「モビリティー建築家・川西康之」

型破りの発想で“移動をデザイン” 列車も駅も、街までも変える!?
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モビリティー、つまり移動にまつわるあらゆることを”デザインのチカラ”で変えようとする男。例えば、私たちの暮らしを乗せて走り続ける鉄道。代表作のJR「WEST EXPRESS銀河」は、京都-出雲間を10時間以上かけて結ぶ、“鈍速”の旅を味わえる観光列車。ラウンジや座席のデザインを考案、寝そべって景色を眺められるスペースまで作ってしまった。「豪華な寝台列車に引けを取らない」と予約が殺到、瞬く間に人気列車になった。車両だけではない。出世作となったのは、高知県四万十市の中村駅リノベーション。駅の利用客は1日わずか1000人。列車の発着数は1時間に2~4本しかない。利用しているのは高校生や高齢者が大半だった。近くに泊まり込み、人の動きを観察して閃いたのは、待合室を自習室に改装するアイデアだった。「将来、街を背負ってもらう学生たちに、心置きなく勉強してもらいたい!」地元産のヒノキを大胆に使い、ぬくもりのある空間を演出。鉄道業界の国際的なデザインコンペ「ブルネル賞」を受賞した。秘訣は、“まずその土地を知り、住人の意見を聞き、その街が何を求めているのかに耳を澄ませる”こと。仕事は評判を呼び、いつしか駅の建物や広場、船やバス、町づくりのデザインに至るまで、全国から依頼が舞い込むようになった。いまは常に20前後のプロジェクトを抱え、日本中を飛び回る毎日だ。先週、鉄道業界がこぞって熱い視線を送る新型車両がデビューした。JR西日本の特急「やくも」(岡山-出雲市 )。川西は新車両のデザインと、山陰側の拠点となる米子駅・出雲市駅の待合室のリノベーションも手掛けている。歴史ある列車だけに重責は計り知れない。一方、珍しい仕事も舞い込んだ。箱根・芦ノ湖の遊覧船の全面改装だ。ここでも異能ぶりを発揮し、常識破りのデザインで関係者を驚かせる。川西を追いかけた10か月。どの土地でも”デザインのチカラ”を信じ、新たな価値を生み出そうとする姿があった。エネルギッシュに動き、関西弁で熱弁をふるう48歳は、モビリティーにどんな未来を描いているのかー。

プロフィール◎1976年1月10日 奈良県生まれ。小学5年の夏休みに友だちと夜行列車で東京に旅をしたことがきっかけで、少年時代から「鉄道旅」の虜に。高校時代、鉄道デザインのパイオニア・水戸岡鋭治と建築界の巨匠・安藤忠雄の作品集と出会い、衝撃を受ける。高校卒業後上京し、千葉大学工学部入学。同大学院に進み、建築デザインを学ぶ。自然科学研究科デザイン科学(建築系)博士前期課程修了。デンマーク王立芸術アカデミー建築学科・招待学生(1年留学)。アムステルダムの建築事務所で勤務。フランス国有鉄道交通拠点整備研究所勤務を経て帰国後、鉄道デザインを主力にした建築士事務所「イチバンセン」開業。【受賞歴】土佐くろしお鉄道中村駅リノベーションで2014年ブルネル賞優秀賞/グッドデザイン賞2010で中小企業庁長官賞/第9回日本鉄道賞で地方鉄道駅舎リノベーション賞/土木学会デザイン賞2012で最優秀賞/「えちごトキめきリゾート雪月花」で国際デザインアワード公共デザイン部門最優秀賞&米国国際デザインアワード金賞/観光型高速船「SEA SPICA」でグッドデザイン賞2020のBEST100/日本船舶海洋工学会シップオブザイヤー2020で小型船舶部門賞/「WEST EXPRESS銀河」でグッドデザイン賞2021のBEST100 グッドフォーカス賞など
(original text from MBS site)

毎日放送 30min 2024-04-14 Air check by Panasonic DIGA DMR-BCT1060 Stereo





●情熱大陸 「○・○」


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プロフィール◎
(original text from MBS site)

毎日放送 30min 2024-04- Air check by Panasonic DIGA DMR-BCT1060 Stereo











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